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19ストラディック 1000S 改造計画(4)全分解、PG化、ボディ内部の2BB追加で11BB化達成!

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こんにちは。ともにぃです。

第4回目ですが、今回はボディを開けてPGギアへの交換ウォームシャフト上下にベアリングを追加する作業です。

前回の記事はこちら。

必要な工具

基本的には従来の15ストラディックの分解と同じ工具で対応できますが、今回はプラスドライバーの00番が必要ですね。

なぜなら、新しいタイプのローラークラッチですが、ネジがひと回り小さくなっている為です。

まずは前回紹介した2点です。

0.89mmの六角レンチ

スプールシャフトのイモネジ外し。

4mmのマイナスドライバー

リテーナーを外す際やボディのネジを外す際に使います。

それから、ボディのトルクスネジを外す為にこの2本です。

T型ヘクスローブドライバー T6

ボディガードのネジを外します。

T型ヘクスローブドライバー T8

ボディのネジ2か所を外します。

各所で使用します。

プラスドライバー 0番~1番

1番があれば大丈夫ですが、

高弾力のクッショングリップで手のひらにフィットし、滑りにくく大きな力が伝わる
 

出来れば0番も欲しいですね。

プラス精密ドライバー 00番

ローラークラッチのネジや、ウォームシャフトピンのネジにはこのサイズは必須ですね。

ソフトグリップが手になじむ、スーパーフィット精密ドライバー

めがねレンチ(45°) 二面幅10×12mm

あと写真に漏れていましたが、ローターナット外しに12mmの六角レンチが必要です。

あとは、ピンセットベアリングチェッカーはあった方がいいですね。

ベアリングチェッカーはこちらを参考にしてください。

特にローラークラッチがばらけてしまった場合、ピンセットが無いとほぼ修復不能です。先端が繊細な作業の可能なものなら何でもいいです。

自分は100均のものを使っています。

なお、今回は作業しませんが、ローターとベールの分解にはT-10のレンチが必要です。

スプールとスプール受けの分解は前回の記事を参考にしてください。

分解手順_ローター周辺

ローターを外す作業から。

ここはマイナスドライバーの方が外しやすいですね。

ローターツバ、リテーナー、ゴムパッキン(ローターベアリングシール)と座金が外れます。

ローターナットが出てきました。

ここは逆ネジで12mmの六角レンチ。

このローターナットの内部、上位機種はベアリングが入ってます。

ナットの内部に真鍮製?のカラー(メインシャフトカラー)があり、取れればベアリング置換出来そうですが、うまく取れなかったです。

このカラーがメインシャフトに接触しており。

写真の通り、ピニオンギアはメインシャフトに非接触の構造になっています。

なお、ゴムパッキン(Oリング)が装着されており、防水性能が高いことが想像できます。

分解手順_ボディ殻割り

ボディを開ける作業です。

T-6のレンチでボディガードを外します。

ボディガードに隠れているところはプラスネジ。

それ以外はT-8はトルクスネジです。

開きました。

ドライブギアが黒くて大きい。

ボディ内部の基本構造は、14ステラや15ツインパワー、16ヴァンキッシュとそこまで変わってないんですよね。

足つきフタのベアリングを交換するとき、

ローラークラッチを外すときは、

00番のプラスドライバーで。

なお、ローラークラッチのを外す前に、フリクションリングとローターカラーを外してください。

これが新しい低摩擦ローラークラッチ

劇的な形状の変化ですね。

分解する場合は裏側から内部にアプローチします。

ピニオンギアとベアリングが見えてきました。ベアリング抑サエ板を外します。

1番、0番のプラスドライバーで。

これでベアリングとピニオンギアが引き抜けます。

ウォームシャフト

ここからはベアリング追加の作業となります。

ボディカバー下部のネジを外して。

ウォームシャフトを取り出すと下部にはプラカラーとシムがあります。これをベアリングに交換するだけ。

プラカラーは貫通していないのと、厚みが若干薄く、その分シムで厚みが追加されている為、ベアリングをそのまま入れても問題ありませんでした。

ウォームシャフト上部には、ウォームシャフトギアとウォームシャフトブッシュがあります。

この白いのがウォームシャフトブッシュですが、

なかなか取りづらく、マチ針でつつくと・・・

取れました。

そして、摺動子ガイドは以前の下から通すのではなく、上から通す形に変更されてます。

そして、今回交換する中間ギアLと中間ギアSです

ウォームシャフトギアもそうですが、素材が樹脂製のような質感(おそらく軽量ジュラルミンだと)です。

最後に、メインシャフトと摺動子ですが、15ツインパワーと比べるとほぼ素材や形状の違いは見られませんね。

ここも15ストラディックとは少し作りが違います。

なお、摺動子内部を開ける為には00番のプラスドライバーが必要です。

分解完了

全バラシ完了です。

パーツ点数も15ツインパワーとそれほど変わらないですね。

15ストラディックよりは少し増えたと思います。

とはいっても、そこまで複雑になったわけじゃなかったです。

まとめ&次回予告

バラシの難易度ですが、15ストラディックより少し難しくなっているものの、ほぼ変わらないといった印象です。

15ツインパワーや16ヴァンキッシュと構造的には近いですね。

分解図を見る限り、19ヴァンキッシュとの互換性が高く、またギアの置換が出来るので構造は(ほぼ)同じと言えます。

次回はギアの組み換えとベアリングの追加の作業をレポートします。

次回記事を追加しました!!

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