当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

15ツインパワーC2000HGS カスタマイズ(1)ファーストインプレッション

スポンサーリンク

中古ではありますが、ギアノイズがあるということで、少し安く仕入れることが出来ました。

ほぼキズなしの15ツインパワーC2000HGSです。

今回(初回)は15ツインパワーのファーストインプレションについて紹介します。

第二回は15ストラディックとの構造比較。

第三回にギアノイズの良化の為のオーバーホール&3BB追加

の内容をご紹介します。

現時点では、

16ヴァンキッシュ1000PGSのギアを移植してPG化してアジングチューンのツインパワーにしようと企んでおります。

15ツインパワー C2000HGSの詳細スペック

一般的なC2000HGSのスペックですね。

  • ギア比:6.0
  • 実用ドラグ力:19.6N/2.0kg
  • 最大ドラグ力:29.4N/3.0kg
  • 自重:195g
  • スプール寸法:42.0/12.0mm
  • ナイロン糸巻量(lb-m):3-125/4-100/5-75
  • フロロ糸巻量(lb-m):3-110/4-85/5-65
  • PE糸巻量(号-m):0.6-150/0.8-110/1-80
  • 最大巻上長(ハンドル1回転あたり):79cm
  • ハンドル長:45mm
  • ベアリング(S A-RB/ローラー):9/1

自重は195g

ストラディックより若干軽いかなというレベル。

ストラディック 1000S 202.5g

もちろんストラディックCI4+と比べると重くなります。

ストラディックCI4+ C2000S 164.5g

ファーストインプレッション

ツインパワーはさすが上位機種だけあります。

リトリーブ系のジャンルは非常に向いています。

外観

まずは外観から。

シルバーとブラックを基調としています。

製造は日本製。

上位機種と下位機種の差は、Made in Japanかどうか。

作りに間違いがないですね。

各自重

スプールの自重は25.8g

リジットサポートドラグ搭載の為、ベアリングが1個入っています。

ドラグノブの自重は6.4gです。

スプール&ドラグノブは32.3gとなります。

見た目は良し。

ブラックが落ち着いた印象で、ゴールドのスプールエッジも控えめなゴールドなので、好印象です。

ハンドル一式の自重は20.9g

見た目はストラディックのハンドルとほぼ一緒ですね。

CI4+という軽量カーボン製のローター。

ストラディックCI4+C2000Sのローターは29.1gなので、同じCI4+素材ですが35.9gもありツインパワーの方が若干重いです。恐らく剛性感の違いによると思われます。

なお、一体型ラインローラーの不具合が多いので。

DLCラインローラーに交換しています。

ボディーのみ(ローターあり)の自重は140gとなります。

糸巻量

個人的には糸巻量に対して、ギアの剛性感が抜群にマッチしていると感じますね。

PEだと0.6号で150m巻けるんです。

本当にちょうどでした。

そして、06号のPEだとだいたい12~14LB位の強度になるんですよね。

実用2kgと最大3kgのドラグ力が、ドラグをフルロックしても、ボディーがALLアルミなのでパワー負けしないということですね。

フルロックすることはないですが、

かなり締めこんでも勝負できるというドラグ性能とスペックですね。

しかもこのPEは強度のラインの硬さがちょうどいい。

(掛けるまでの)操作性

現在は既にカスタム済みの状態ですが、アジングメバリングに良いですね。ギアの密度がそのまま感度に繋がるという印象です。

最初はブリームゲームに合っていると思っていましたが、ハードボトムでは、ローター慣性が強すぎて、スタックしてしまうケースがありました。淀川河口のハードボトムを中心としたゲームでは、格下ですが16ストラディックCI4+の方が扱いやすいです。

HGSとして一番合っているのはLSJです。

ルアーウェイトは10g位から20g迄のジグでULSJやSLSJが良い感じです。

(掛けてからの)操作性

では、魚を掛けてからの印象はどうかというと、ドラグとギアのバランスは最高です。

ボトムゲームの操作性はストラディックCI4+に軍配が上がりましたが、魚を掛けてからは、ツインパワーの実力がわかりました。

ドラグの良し悪しはあまり考えたことはありませんでしたが、粘りの良さ、ギアの巻き上げ力ともに抜群です。

HGSでジグ単アジングをやったので、巻き上げが多いことで若干のやり辛さがありましたが、ラインの違和感を感知する感度や、掛けてからのドラグコントロールはすばらしいです。

まとめ

巻物スピニングリールとしては最高の一品ですね。

ターゲットを掛けてからも、主導権を譲らない。

LSJのように早く巻くだけではなく、アジング・メバリングのようにゆっくり巻くことにも対応しています。

ただし、ローター慣性が低くないとゲームがしづらい状況や、・・・って色々と思うことがありますが、この記事を書きながらヴァンキッシュの1000PGSギアを積むことを自分の中で確定しました。

徹底的にアジング仕様にしてみようと思います。

2019/4/27追記
いつも通りヘッジホッグスタジオさんに純正パーツの発注をしました。16ヴァンキッシュ1000PGSのパーツを取り寄せ中です。

(参考)15ツインパワーの技術特性

詳細の技術特性を順番に確認していきます。

※それぞれの技術特性の解説はシマノ公式HPより引用しています。

高耐久アルミ冷間鍛造ドライブギア

「ギアのシマノ」が最先端のテクノロジーを駆使して送り出す心臓部・“HAGANE”ギアは、驚異の耐久性によって“箱を開けたばかりの気持ちの良いフィーリング”が今まで以上に長く持続。その秘密はただでさえ高い耐久性を誇る超々ジュラルミン冷間鍛造ギアを一層肉厚化、大径化したことだ。これによってギアの耐久性は常識をはるかにしのぐレベル(従来比175%)を実現、アングラーに未知の「力」をもたらすこととなった。

また、ドライブギアの歯面には一切の切削加工を行っていない。歯面はすべて三次元設計技術によって緻密にデザインされており、全ての歯は先端から根元に至るまでシマノが培った冷間鍛造テクノロジーによって形成されている。これは耐久性に対するシマノのあくなきこだわり。“HAGANE”の力を生みだすギアは、これまで同様シマノリールの根幹を成すコンセプトであり続ける。

ハガネギアは、あくまでアルミ素材の冷間鍛造ギアの事です。CF(コールドフォーシング)ギアと呼ばれていますが、ツインパワーのドライブギアは大きく分厚く設計されているそうです。

HAGANEボディ&高剛性ローター

リールにとってボディおよびローターは、骨格ともいえる重要なファクター。アングラーがリールのハンドルに込めたチカラ(入力)はボディ、ローターを介してラインを巻上げる「力」(出力)に変換されるのだが、その「力」を支えるのが骨格の剛性。

HAGANE”コンセプトで武装したNEWツインパワーのボディには、極めて剛性の高いアルミニウム素材を採用、パワーロスの原因となる脚のたわみを最小限に抑えることに成功した。また新設計のローターには、負荷がかかった際にローター側面がたわむ現象を抑えるべくシマノ最先端の 3D解析技術を駆使。剛性を飛躍的に高めている。

ボディ、ローターの両面においてオーバースペックともいうべき強靭さを手に入れた骨格は、アングラーのチカラを余すことなく水中へと伝えて「力」を生みだし、アングラーを新しい世界へと導く。

※CI4+:1000PGS、C2000S、C2000HGSのローター素材

ハガネボディーです。ALLアルミニウム。

コアプロテクト

コアプロテクトとは、水玉を形成して水を弾く撥水処理(水玉効果)を各部に配置し、回転レスポンスや軽さを維持したままボディ内部への水や異物の侵入をブロックする機構。搭載箇所は、ローターとボディ間に配されたストッパーベアリング、ボディ、ラインローラーの3カ所。非接触シールは回転が軽いうえに摩耗せず、性能は長期間キープされる。またボディ合わせ面をフラット化し撥水処理を加え、ストッパーレバーをなくすことでウィークポイントを払拭。ボディ前面はもちろん、側面、背面からも水の浸入を防ぎ、回転の初期性能が長時間保持される。

コアプロテクトですが、あまり期待しない方がよさそうです。

今回入手したツインパワーのギアノイズですが、ベアリングとギアの潮噛みによるによるものだと思われます。(※ハンドル側のベアリングは異音があったので交換しました。)

ハンドル側は海水が侵入する可能性が高いですね。

ボディー内部のピニオンギアの上下は、ゴムシールド?ベアリングみたいですね。

シールドが黒いやつがそうです。

性能はどうなんだろう。

X-SHIP

入力したパワーをロスすることなく伝達し、より効率的な巻上げを可能にするギアシステム。ギアの大径化と最適配置の見直し、歯面精度や支持性能の向上により回転抵抗を排除、一層ダイレクトで滑らかなリーリングを可能にし、ハイギアタイプの弱点とされた巻上げの重さも解消。

掛かってから巻き上げが非常に良いです。

S-DIRECT GEAR

どんなリールにも存在するのがハンドル回転時のガタ付き。これもパワーロスの大きな原因である。「Sダイレクトギア」はこのガタつきを最小限に抑えるためボディをはじめとするパーツの精度を高め、ピニオンギアに弾性部材を追加。指先のタッチをリニアに回転に反映させる。

これも、あまり期待しない方がいいですね。

ピニオンギアにゴムリングを装着しているのですが、そのことでガタつきが取れているかというとそれほど効果が認められないと。

個人的には感じます・・・。

Gフリーボディ

従来はリール本体の下部に組み込まれていたウォームシャフトの配置をドライブギアの上に移すことでリールの重心をより手元へと近づけ、体感的なリールの重さを軽減。ロッドとの一体感が格段にアップした。

旧型と比べるとよくわかります。

リールの持ち重りは改善しています。

低摩擦ローラークラッチ

ローラークラッチ部には14STELLAにも搭載されている「新形状ストッパーベアリング」を採用。バネや荷重方向を見直すことで摩擦抵抗を従来より約25%低減、シマノリールの代名詞ともいうべきシルキーなタッチはそのままに、より軽く、より力強い回転を可能にしている。

旧ローラークラッチと比較すると、体感としてはあまりないものの、分解した際の違いは歴然です。

クラッチの裏側のプレート?のパーツがアルミですね。ストラディック以下はプラだと思います。

大径ベール

ベールはこれまでより一回り太いワンピースタイプを採用。大径化によるさらなる剛性のアップで変形を防ぐと同時に、段差のない構造がベールにまつわる様々なトラブルを回避。気持ちよく釣りに集中できる。

左側が15ツインパワーで、右側が13セフィアBBC3000Sのベールです。

確かに太くなっています。

大径ドラグノブ

操作性が高くスムーズなドラグ調整を可能にする大径ドラグノブを搭載。ファイト中でも速やか、かつ繊細にドラグ値をコントロールできるため、不意に襲ってくる大物の引きにも余裕を持って対処できる。

まあ、大きいんでしょうね。使いやすくはなっています。

ベールの開き角度拡大

NEWツインパワーのベールは開き角度を大きく設定。キャスト時における不意の返りを抑制し、急激なベールの返りによるラインブレイクを防ぐ。パワーキャスティングにおいては安心かつ頼もしい機構だ。

確かに開きはよくなりました。

なお、開閉時の音が非常によいです!

新形状ラインクリップ

スプールには、太いラインもガッチリホールドする新形状のラインクリップを採用。PEラインはもちろん、線径の太いショックリーダーをもしっかり確実にホールドし、ラインのバラケを防止します。

ラインクリップはほぼ使いませんので、使いやすいかどうかはわかりません。

コメント

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031