シマノリール 17セドナ 2500HG フルカスタム 7BB化+ワンピースベール

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セドナのフルカスタマイズを紹介します。

カスタマイズの特徴は、リールそのものを加工することです。

これ以上できない訳ではありませんが、メリットが感じられないカスタムになるので、実質的にはほぼ最終形態と言っても過言ではありません。

エントリーモデルのカスタムリール

17セドナはエントリーモデルであり、格安であるにもかかわらず、カスタマイズし甲斐のあるリールです。

搭載スペックは3つです。

・Gフリーボディ

・HAGANEギア

・AR-Cスプール

このスペックをベースにカスタムしていきます。

王道カスタム

ハンドルノブの2BB化、ラインローラーBB化のよくあるカスタマイズです。

結構汎用パーツもあるため、ほとんどの方が困らずに出来ると思います。ボディを開ける必要もないため、比較的簡単に行えます。

使用したベアリングはこちらです。

錆びるのが嫌な方は、ミネベアのステンレスをどうぞ。

アマゾンで購入される際の注意点です。ミネベア製のベアリングを購入する際のショップですが、ぜひ香川塩ビ工業さんで購入してください!別業者さんで不良品が発送されることが報告されていました!!

ハンドルノブ2BB化

まずは一番シンプルなカスタムです。

カラー2つをベアリングに交換します。単純に交換するのみですが、クリアランスの調整にシムを入れる場合があります。

なお、今回のカスタムはハンドルノブも交換しました。

まずベアリングを通して。

次にハンドルノブを通して、その上からベアリングをかぶせます。

これをネジで絞めて完成。

ラインローラーBB化

ラインローラーのカラーをベアリングに交換する作業です。

ベアリングと調整用のシムとカラーの準備が必要となります。

シム、カラーは外径6mm内径4mmのものを入れます。

左にあるのが、12アルテグラのラインローラーベアリングカラーで100円。真ん中と左にある青いのが、スクエアーというラジコン用のパーツで、6個入りで300円位。

厚みがそれぞれ左から2mm、2mm、1mmです。

以下はタミヤのシムです。

17セドナのクリアランスは、1.5mmなので必然的に1mmのカラーと0.3mmと0.2mmのシムの組み合わせになります。

ただし、17アルテグラの純正部品の座金と交換することでクリアランス解消することが出来ます。

’17 アルテグラ 2500S 23番 ラインローラー座金 100円

このセドナは、17アルテグラのパーツを流用しています。

まずベアリングを入れます。

次は19番のパーツのラインローラーブッシュを装着します。

そして、21番のラインローラーをかぶせます。

最後に22番ラインローラースペーサーをはめて。

ラインローラー座金をかぶせて完成。

これでラインローラーBB化達成です。

17セドナ → 17サハラ仕様

17サハラとセドナの違いは2点です。

X-SHIP かどうかと ローターブレーキ を搭載しているか。

X-SHIP

ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持する。

シマノホームページより

ボディ内部にベアリングを1つ追加して、実質X-SHIP化します。

17セドナがX-SHIP非搭載の理由はピニオンギアのベアリングによる2点サポート出来ていないというところです。これはベアリングの追加で解決させます。

元来ローターブレーキという名称ではありませんが、49番のフリクションリングが搭載されています。これにより、ベールを上げた状態でも、ローターが自動的に回るのを防ぐ機構です。

’17 アルテグラ 2500S 49番 フリクションリング 200円

17アルテグラでなくても17サハラ以上の上位機種には基本的に同じものが使われているので問題ありません。

X-SHIP化

17サハラは、これにX-SHIPが搭載されているのですが、実質的には、ピニオンギアの

ベアリングはこれを使います。

ボディーの上部にベアリングを装着して完了です。

もともとあったブッシュ不要となります。

これでピニオンギアのベアリングによる2点サポートは達成。

ローターブレーキ搭載

黒いリングがあるのはわかりますか。これをはめ込むだけです。

ボディを開けた際にはめ込んでください。

これでローターブレーキ搭載完了です。

実質17サハラ化もそれほど難しいカスタマイズではありませんが、純正パーツの発注が必要になる点と、ボディを開く必要があるので、少し難易度が上がります。

ねじ込み式リールスタンドの設置

ここからは一気に難易度が上がります。

供回り式のリールで、ねじ込み式のリールスタンドをセッティングするためのカスタマイズです。

ボディとフタのハンドルの穴をハンドタップでねじ切ります。

ネジ穴の作成

ハンドタップですが、非常にレアなサイズを使用します。

M11ですが、ホームセンターにはなかなか売っていません。

結局自分はアマゾンで手に入れました。

(※楽天、Yahooだと3,000円位するのものが最安値のようです。)

ハンドルはこちら

ずれるとそのパーツはおじゃんになるので、慎重な作業を要します。なお、かなり難しく、始めのうちは1/2の成功率でした。最近はコツをつかんできたので、致命傷となるミスはほとんどなくなってきています。

以下の作業写真は、13ナスキーのものです。

外側からハンドタップを入れていますが、内側からのほうがいいです。少しでもずれると山が崩れて、リールスタンドが付きません。

内側からやると出口はきれいに仕上がるので、比較的問題なくリールスタンドが付きます。

貫通しました。

あとは戻してくるだけ。

実際のネジ穴はこんな感じです。

こっちはボディです。

溝が出来ているのがわかると思います。このセドナのねじ切りは左右とも完璧に出来ました!

なお、ハンドルを固定するためには、ネジが必要です。

M3.5 ピッチが0.60mmのネジですが、これもかなりレアなもの。

下記規格寸法図

  • ねじの呼び M3.5
  • ねじピッチ(mm) 0.6
  • 長さ(mm) 12
  • 材質 ステンレス
  • 十字穴番号 2
  • 頭部形状 バインド
  • 寸法f(mm) 0.7
  • 寸法k(mm) 1.5
  • 寸法m(mm) 4
  • 穴の形状 十字穴
  • 寸法dk(mm) 7.3
  • 十字穴深さ(mm) (最大)1.83/(最小)1.30

モノタロウで購入できましたが、現在はすでに販売を終了しており、1000個単位でないと購入できないみたいです。(2018/12/8追記)

※アマゾンでも1,000個単位のみのようですが、楽天とヤフーショッピングは10個単位から購入可能ですね。ステンレスにこだわらなければ、アマゾンでも10個単位で購入できるみたいです。(2018/12/8追記)

単純にネジのみで固定しますが、緩んでくる場合がありますので、釣行の際はドライバーを携帯した方がいいです。

ワンピースベール化

本日、メルカリで購入した13セフィアBBが届きました。

ハンドルなしなので、ハンドルは別で届きます。

このリールを購入しようと思ったきっかけは、ベールが流用できるか確かめる為。

左側が13セフィアBBのベールです。

いわゆるワンピースベールと呼ばれるタイプです。

右側は17セドナのベール。

早速、セドナに装着してみました。

結構かっこいいです。

ラインローラーがノーマルなので、ゴールドに変えると印象がより良くなりそう。

とまあ、良いことばかり言っても仕方ないので、問題点を少し。

ローターのバランス

38番のアーム固定軸(500円)と39番のベール組(2,000円)を購入すればいいと思っていましたが、30番のアームカム(500円)も必要でした。

なぜかというと、ローターのバランスが崩れる為です。

17セドナを代表するGフリーボディのこの形状ですが、巻きにブレが出ることが多いみたいです。ローターのバランス調整が非常にシビアなんですよね。

13セフィアのカラー

本当にわからない位ですが、少し赤みを帯びた黒なんです。

元々あるアームカムの素材感と全然違うし、色味も違うのでやはりアームカムは別で発注する必要があります。

ドラグノブの素材感も違うので、13セフィアではなく別のリールのパーツを流用した方がよさそうです。

BBのハーフオープン

これは巻きの向上を目指したカスタムです。

一方メンテナンスをしないとさびやすくなるので、一概に利便性が向上するといったものではありません。

ボディ内部4種のベアリングをハーフオープンにしています。

仕上がり

最終的な状態はこちらです。

リールスタンドは、モアバイツのボディキーパー5のゴールドです。

追加・交換したパーツ

合計8点となります。

ハンドルノブ

リールスタンド

ベアリング4点

フリクションリング

ハンドル固定のネジ

内部パーツ公開

すべて分解してみました。

ローターとボディを分解します。

ボディを開きます。

全パーツです。

駆動確認とパーツのチェックをしました。

それでは組み上げていきます。

注油はナスカルブです。

金属の表面をスケートリンクのように滑りやすい物質に改良し、油切れを起こしてもなお、潤滑を維持することができる。

組み上げます。

オイルチューンだと巻きも軽いです。

ベール周りは、グリスで保護します。

ローターの組み上げ完了。

ボディとローターを組んで。

完了。

結構時間と手間がかかりますが、自分で改造すると非常に面白いです。

気になる方はぜひやってみてください。

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コメント

  1. siosai より:

    はじめまして。
    リールのチューニングで検索していたらこちらのサイトを見つけて興味深く拝見しました。
    記事の方は2500HGでしたが、C2000Sでも同じような感じでカスタマイズできますか?
    アジング用にサハラを買おうと思ったのですが、セドナでここまでチューンできるのでしたら興味津々です。
    よろしくお願いします。

  2. えれんじ より:

    siosaiさん、コメントありがとうございます。
    サハラC2000Sでも問題なく同じ作業が出来ます。
    ワンピースベールに関しては、12アルテグラをベースにしたシリーズのものを流用するのは正直厳しいです。左右のバランスが崩れて、回転がぐわんぐわんとなってしまいます。
    現在、17サハラ4000XGに15ストラディック4000のワンピースベールを乗せる予定で純正パーツを発注しています。もしワンピースベール化もお考えでしたら、近々記事に掲載しますので、そちらの結果もぜひ確認してください。

    • siosai より:

      ご返信有難う御座います。
      早速、セドナ入手しました。
      ベアリングその他のパーツも手配したので週末に組み上げたいと思います。
      ワンピースベール化は困難そうなので今回は見送ります。
      17サハラ4000XGに15ストラディック4000のワンピースベール化楽しみにしています。
      釣りよりもリールチューニングのが熱くなってきました!
      これからも楽しい記事拝見させていただきます。

      • えれんじ より:

        参考にしていただきありがとうございます。
        一度リールをいじりだすと釣りとはまた違った面白さがあって、
        仕上がったリールで釣りをすると、なんとも言えない喜びがありますね。
        お力になれることがあれば、ぜひまたお声掛けください!