前回は全バラシを紹介しましたが、いわゆるBB化カスタムをご紹介します!!

前回の記事はこちら!

6BB→11BB化
最大13BB?まで出来ると思いますが、現実的な範囲で実践できる箇所を順番に見ていきます。
スプール受け → BB化
難易度が最も低いです。
0.89mmの6角レンチがあればOKです。
ハンドルノブ → 2BB化(1BB追加)
ここも難易度が低いです。
ハンドルノブを分解するのみで交換可能。特殊工具もいりません!
ラインローラー → 2BB化(1BB追加)
少し難易度が上がります。必要なパーツの種類も増えます。
単純にブッシュをベアリングに交換するだけでも2BB化出来ますが、回転性能は10ステラ世代の構成にした方が明らかに良いですね。
ウォームシャフト上下 → 2BB化
最高難易度です。
ボディをほぼ全バラシする必要があります。
追加するのはベアリングのみですが、シム調整もした方が良いため、チューニングを誤ると巻き心地に影響する箇所です!
13BB化?
その他として、
ローターナットベアリング化
比較的難易度は低めです。
18ステラ、19ヴァンキッシュのパーツを流用します。
ただパーツが少し高く、コスパが悪いですね。
摺動子BB化
14ステラ世代は摺動子内部にベアリングが入っていました。
18ステラ世代からはベアリングが入っていないので、ベアリングを追加しているにもかかわらずデチューンという括りになりますかね。
ちょっとマニアックな改造です。
スプール受けのBB化
16*8*5のベアリングに交換するだけです。

スプール受けのイモネジを外すのに六角レンチがいりますよ。



注意点ですが、
上位機種の4000番のスプール受けはカラーブッシュとベアリングで構成されております。
実は、ベアリングが直にスプールに当たることで、少し摩擦抵抗が強く掛かりすぎる印象です。
この辺はあくまで体感であって、問題がある訳ではないので、20ツインパワーからパーツを取って、ベアリングサイズは8*12*3.5を入れることでより安定した回転と滑り出しを得ることが出来ます。
とは言ってもそのままベアリングが楽だし、基本的には問題無いです!!
ハンドルノブの2BB化(1BB追加)
コインでハンドルキャップをはずしましょう!!キズが気になるようであれば、テープなどで養生してください。
後はプラスドライバーがあれば、簡単にばらせます。

20ストラディックSWの4000番はBタイプのノブで、汎用とはサイズが異なるので注意ですね!
9*4*4と9*5*3の2サイズ展開です。
根元がカラーブッシュなのでベアリングに交換します。

9*5*3サイズのベアリングを用意します。

元に戻して完了です。
変更すると回転がずーっと続くんじゃないかってくらい安定して回転しますね。

明らかに言い過ぎました。
ラインローラー2BB化(1BB追加)
上部が元々のラインローラーパーツですが。

いくつかパーツを流用します。

350円のラインローラーにしました。
18ナスキー500のヤツです。

19ストラディックの記事を参考にしてください。

コメント
コメント一覧 (3件)
初めまして、最近ライトショアジギング用のリールが欲しくなり、ストラディックSWで良いかな?と思ってインプレ探してたらこの記事に辿り着きました。
【20ツインパワーからパーツを取って、ベアリングサイズは8*12*3.5を入れることでより安定した回転と滑り出しを得ることが出来ます。】との事ですが、変更するなら注文しないといけないツインパワーのパーツは
0017・ベアリングカラー
0018・ボールベアリング※これは他でも
0019・座金
0020・ラチェットバネ
となる感じですかね?
【そのままベアリングが楽だし、基本的には問題無いです!!】
との言葉にも惹かれていまして(笑)
そのままベアリング交換でも、しないよりした方が良くなりますよね。
リールカスタム初心者なのでご教授いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
ベアリングのみでもいいですけど、金属の摩擦音が嫌な方は、ブッシュを組んだ方がいいですね。
20番のラチェットバネは共通なので、17~19があれば交換出来ますよ。
ご参考になれば幸いです。
ご回答いただきありがとうございます。
是非参考にさせていただきます。