21スコーピオンMD 300XGに23カルカッタコンクエストMDのドラグサウンドパーツの移植実験(1)

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ベイトタックルでのLSJ用に新たに21スコーピオンMD 300XGを購入しました。

セール品で50%OFFに釣られてしまいましたが、レベルワインド連動型ではないタイプの方がキャスティングが苦手な自分には楽かもしれないと思ったのがきっかけです。

そして、このリールはドラグサウンドがついていないのですが、23カルカッタコンクエストMDのドラグパーツを移植して改造ができる記事を見たので実際できるのかテストも兼ねて改造してみました。

目次

23カルカッタコンクエストMD300XGとの比較

21スコーピオンMDと23カルコンMDとの違いとしては、主に以下の3点です。

  • マグネットブレーキの有無
  • スプールとレベルワインド連動
  • ドラグサウンドの有無

では外観等についてそれぞれ大まかな対比をしていきます。

自重比較

23カルコンMDが358.8gです。

LHモデルなので、若干重いので比較にはなりませんが、300XGの公式が335gです。

21スコーピオン300XGは若干軽くて318.36gです。

スプール重量と形状

ではスプールはどうか。

23カルコンMDは28.48g

一方21スコーピオンMDは30.1g

形状はほとんど同じですね。スプール受けのベアリングの有無位です。

ブレーキブロックはいずれも8個ですが、23カルコンMDは対角線にナンバリングしています。

21スコーピオンは1から右回りにナンバリングしていますね。

スプール径42.7mmで同じ。

スプール幅は22.1mmと同じでした。

詳細を確認していく中で実際にどちらの方がLSJに向いているのか、一連の記事の最後に考えをまとめようと思います。

21スコーピオンMD 音出し改造

21スコーピオンですが、サラバネというパーツが無くて、ドラグの締め込みの調整が難しく、いわゆるフルロックで使用を想定していると思われます。

ローラークラッチもかなり深く、ところどころにシールされており、防水処理も施されていることが分かります。

ボディを開いてびっくりするのが、ドライブギアの大きさ。

ドラグワッシャーも相当な大きさです。

上が23カルコンMD、下が21スコーピオンMD。

ドラグワッシャーの構成は同じですが、ここまでドライブギアの径が違うとドラグ力を維持するためにドラグワッシャー自体も大径化する必要があったんでしょうね。

ドライブギアの穴あけ加工

23カルコンのドラグパーツの設置位置と同じ箇所にマーキングします。

直径が3.4mm程の穴ですが、3mmのドリルでいったんセンターを開けて、ルーターで少しづつ拡張していきます。

面取りします。

ドラグパーツが収まりました。

スタードラグ座金の加工

ドライブギアに穴をあけましたが、続いてスタードラグ座金を加工していきます。こちらも穴をあけたギアの位置をマーキングして。

ルーターにダイヤモンドカッターを取り付けて削っていきます。

位置がずれないよう慎重にやります。

まとめ

パーツ類の加工はそこまで大きなトラブルなく無事完了しました。

21スコーピオンMDは中クラスのサイズのベイトリールの中でも、かなり強度が必要となるルアーゲームを想定していると思います。

高強度を意識したパーツ構成になっておりますね。

その為、そもそもドラグ音が必要なのか?

(※ドラグフルロック時のドラグ力は確実に低下するのは目に見えてます。)

仮に23カルコンMDのドラグパーツを移植する場合、23カルコンMDのドラグワッシャのサイズでどこまでをカバーできるのか、という点が焦点になってきます。

現状はまだ作業したことが無いパーツ構成なので、次回、実際に組込むパーツと組上げの内容をご紹介いたします。

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