前回は21スコーピオンMD300XGのドラグサウンドチューンのためのパーツ加工をご紹介しました。
続いて組み上げ方法について検証致します。
ドラグパーツの組み上げ
23カルカッタコンクエストMDのパーツを移植します。
ホルダーとバネ、ピンを組み込んでから。
ドラグワッシャー
ドラグ座金
ドラグワッシャー
ドラグ座金(加工したやつ)
最後にドラグワッシャーとドラグ板、音出しラチェットで組みます。
ピンのアタリ位置をチェック。
問題なさそうなので、グリスアップ致します。
かなりドラグワッシャーのサイズが下がったので、ドラグ力が低下しますがどの程度かが重要ですね。
手持ちのハンドルがあったので、ロングハンドルに交換しました。
110mmです。
釣行後の再調整と検証
一度釣行に行ってきました。ドラグ力についてはフルロックすれば使えないことはないですが、やはり少し滑りますね。
問題は音出しの方でした。
以下のホルダーは18カルコン300のもの。少し形状が異なりますが、加工したスタードラグ座金が引っかかるような突起があります。
いったん組んでみると。
さえつけて裏側を見ると。
下がっているのが確認できます。結局穴のサイズが少しでも大きいとホルダーが下がる状態になってしまいます。
加工する穴のサイズについて
3.4mmの穴をあけていますが、裏面は少しテーパー気味に仕上げる必要がありそうです。もしくは、厚みは23カルコンMDのホルダー部の突起が0.8mmだったので、0.8mm迄のドラグワッシャーを入れて、ドラグ座金でボルダーを抑え込む形と取れれば、下がりが解消すると思われます。
ただ、そうなると、ドライブギアと円形の加工した座金の順で押さえると複数のドラグワッシャで組むメリットが薄くなる訳で・・・。
中々うまくいきませんが、どうするべきか考えてみます。
新型24スコーピオンMD300XGのリリース?!
なんと、このタイミングで24スコーピオンMD300XGが発表されました。
コアソリッドボディなので流用できるパーツは無いかもしれませんが。
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