【インプレ】22シルバーウルフ SWTW 1000XG PEスぺシャルの純正ケミカルによるオーバーホールの手順をご紹介(その2)

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前回は分解のために必要な工具類、OHのためのケミカル、スプールベアリング、ハンドルノブのチューニング内容をご紹介しました。

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今回はボディ内部の分解の手順についてご紹介します。

目次

ボディ全分解

ボディを全分解していきます。

わかりづらい点があるかもしれませんが、細かい手順については極力記載します。

ボディネジを外す、ギアを取り出す

ボディネジは3点。

青色はマイナスドライバーで。

赤色は六角ドライバーですね。

2.5mmのものを使用。

六角ネジの長いほうがリール前方ですね。

ボディ内部、ギアを取り外します。

順に並べております。

ドライブカラーというドラグワッシャーを挟み込むパーツ(写真一番左)の側面にバネとピンがあるので注意が必要です。

マグシールドベアリングを外す

ワンウェイクラッチ、マグシールドベアリング(ピニオンボールベアリング)がこちらにあります。

ピンを取り外して、マグシールドベアリングを取り出します。

外すとインナーカラーを分解できます。

ベアリング自体は特殊なサイズです。マグオイルをふき取っておきます。

フロントカバー、ボディカード(フレーム上部)を外す

フロントカバーとボディガードを外します。

ボディガードの正式名称はわかりませんが、このパーツは単体で販売していないですね。

フロントカバーのネジが短いほうで2点あります。

特にこのネジはヴェラのドライバーを使用した方がいいです。

ボディカバーのネジには、ワッシャーがハマってます。また取り外す際は。。。

両面テープで接着されているので、ゆっくり力を加えて持ち上げるようにします。

取れました。

自分のシルバーウルフは傷ついているので、このパーツだけで売ってほしいです・・・。

実際はフレームで注文しないと入手できないようです。

クラッチパーツ、ギアシャフトを外す

ボディガードを外すとフレームのみになります。

後ほど出てきますが、レベルワインドの着脱が容易になります。(実際は外さなくても分解、組み立てはできます。)

ネジを順番にばらしていくと、

ギアシャフトが取れます。このEリングですが、取り外し方の説明が難しいです・・・。

クラッチバネを抜いて、クラッチパーツがすべて外れます。なお、組み上げもこのあたりのパーツが一番難しいです。

レベルワインドを分解

最後はレベルワインドを分解していきます。

Eリングを2か所取り除き(マイクロマイナスドライバーを使用)、Oリングを待ち針や針先で取り外して、レベルワインドピンを抜きます。

ポールというパーツを押し出してから、レベルワインドを抜きます。

ALL分解完了、洗浄

パーツクリーナーでグリスとオイルを流して、超音波洗浄器で洗浄して乾燥させます。

パーツクリーナーの汚れです。

2年間の汚れですね。トータル30回位は使っていると思いますが、バランスが良いのか、消耗感もあまり感じませんでした。

次回は純正ケミカルでのグリスアップと組み上げをご紹介します。

分解よりも組み上げの方が大変ではありますが、順番に写真等を撮って作業すれば、基本的には組上げもできると思います。

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