24ツインパワー4000番の密巻き(インフィニティループ)解除のテスト作業を行いました。
用意したのは23ストラディック4000XGと24ツインパワーC5000XGです。
密巻き解除の方法
24ツインパワー、23ヴァンキッシュの密巻き解除の検証は3回目となります。
2500番は実装可能です。
1000番は実装不可能となります。
4000番は実装可能となりました。また23ストラディック4000番の密巻き加工も問題なくできました。個別の分解と改造方法は別途紹介します。
ボディ内部のパーツを入れ替える
ボディをばらします。
若干設計が異なりますが、基本概念は同じです。
24ツインパワーはギアの耐摩耗性が強いです。
23ストラディックの方が摩耗に弱いですね。
中間ギア周りのパーツ構成が違う位で、個別のパーツはほぼ同じですが、同じものはほとんど使ってないように思います。
18ステラ世代との違いですね。19ストラディックは良くも悪くも上位機種と同じ共通パーツが共有されていました。
ただ、それぞれのパーツを入れ替えてもある程度動いてくれますので、別設計にする必要があったのかどうかはわかりません。
ボディのフレーム形状は異なりますが、密巻き解除のためのの軸の穴開け加工はすでにされています。
それぞれの要所となるポイントは同じということですね。
メインシャフトの素材が異なっていたり、摺動子ガイドがステンレスとアルミの違いだったり。
改造後の24ツインパワーのボディ内部
中間ギア大が中間ギアCの手前側に来ます。
もちろん、ウォームシャフトとウォームシャフトギアは23ストラディックのものを流用しています。
作業内容を言葉にするのは難しいですね。
改造後の23ストラディックのボディ内部
中間ギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトギアを移植しました。
こちらは24ツインパワーのパーツを入れ替えればポン付けできる訳ではなく、中間ギア軸が少し長いので、23ストラディック2500S(24TPでもOKです。)の中間ギア軸の流用が必要です。
加えて、軸が足りないので、バネを入れる必要があります。
もしくは4000番の軸を少し削ってやるという方法でも可能ではあります。
ベアリング抑え板の形状も異なるので、軸の抑えが甘いかもしれませんが、ここはまだ入れ替えの検証を行っておりません。
24ツインパワー4000番の密巻き解除のまとめ
取り急ぎ作業完了しました。
4000番密巻き解除ができることが分かりました。
2500番よりは簡単にできると思います。24TP、23ストラディックの改造内容の詳細は次週に紹介いたしますね。
24ツインパワー、なめらからな巻き心地です。
23ストラディック、コスパが良い。
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