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カスタムレポート 12アルテグラ 4000HG オーバーホール&フルカスタム(後編)

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12アルテグラの内部とベールを12レアニウムの純正パーツを流用してカスタマイズの後編です。

発注していたパーツが届きました。

交換するパーツ

合計で8点です。

ギア3点。

ウォームシャフトとメインシャフト。

ワンピースベールとアーム固定軸とシム。

自重比較

順番に見ていきます。

まずは交換パーツ全体の比較です。

47.5gが

32.6gになります。

約15gの軽量化ですね。

ドライブギア

軽量化の柱がドライブギアです。

純正は16.2gあります。

レアニウムのCFギアは6.7gしかありません。

ギアのみで約10g程軽量化出来るんですね。

メインシャフト

続いてメインシャフト。

9.0gが、

3.2gになります。

6g程軽量化に成功です。

この時点で15gを超えました。

軽量化だと、ドライブギアとメインシャフトの2点で達成します。

ピニオンギア

7.7g

7.3gとほぼ体感出来ない程度の軽量化です。

ウォームシャフト

1.9gが。

1.9gなので、同じですね。

回転数も上から下までで3.5回転する仕様なので、同じものでした。

※このボディ世代では、摺動運動とギア比が連動している機体もあり、綺麗に巻き上がらない等交換必須な機種もありますので、正直な所、交換する機種を確認してみないと分からないです・・・。

参考に13セフィアBBを貼っておきます。

ウォームシャフトギア

似て非なるものです。

0.7gで、歯数が9枚でした。

交換するパーツは0.6gで歯数が同じく9枚。

もしやと思い、組んでみましたがピニオンギアのアタリ角度が合わないので、やはりギア比の変更には交換が必須です。

ベールパーツ&ローター

ベールパーツの比較です。

アーム固定軸は交換でわずかに軽くなりますが。

ベール組は交換で少し重くなります。

1g程度ですが、重くなるんですよね。交換しても重さによる影響はほとんど感じられません。

その為ローターですが、

45.5gから、

46.4gになります。

全体

今回の交換で281gが

266.5gとなりました!!

作業内容

交換するパーツを比較。

素材の違いが明らかなのは、ドライブギアとメインシャフト。

ステンレスからジュラルミン?へ変更ですね。

ウォームシャフトは先ほどお伝えした通り、交換せずに組んでいます。

動作確認しましたが、問題ありませんでした。

ピニオンギアの下部にはシムを追加。

それほど影響が無いですが、クリアランスがあるので念のため。

ギアはしっかり目に、全体にシマノソルト用のギアグリスとIOSギアグリスを歯面に添付。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

シム調整は慎重にやりました。

洗浄したローラークラッチ。

ラインローラーは2BB化します。

以下が純正パーツで追加するパーツが上部。

純正パーツと追加パーツで2BBラインローラーを構成します。

ワンピースベールのローターが乗って。

作業終了です。

まとめ

組み上げに時間はそれほど掛かりませんでした。元々個体の状態が比較的良いんだと思います。洗浄し、パーツを交換しましたが、現状で違和感も特にありません。

お時間が掛かってしまい申し訳ございませんでしたが、とりあえず無事終えることが出来ました!

ご依頼ありがとうございました!

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