カスタムレポート 17セオリー 2506 オーバーホール

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ダイワ、17セオリーのチューニング依頼をいただきました。

ご依頼ありがとうございます。

初見ですが、特徴はだいたい掴めました。

症状

ハンドルを回すとシュルシュルと音がするそうです。

実際届いて巻いてみた所、ローターに干渉している可能性とギア・メインシャフトの芯ズレによる異音とゴロツキが認めれらました。

分解

さて、どうすればいいか・・・ダイワ製は経験がないものですから、手探りで調整していきます。

スプールを取ってから、スプール受けパーツ。

ローターナット。

ローターが外れました。

マグシールドユニットとローラークラッチ。

既にマグシールドレスにされているそうです。

ピニオンギアを引き抜きます。

上部分解完了です。

続いてボディを開けます。

ベアリングを止めているピンを外して。

開いて全部取り出しました。

ローターを外さずにフタだけ取れるので、マグシールドユニットを分解せず、ボディー内部にアクセス出来るので、何気にメンテナンス性は高いと思います。

ボディ全洗浄&組み上げ

洗浄しました。

ドライブギアには、IOSギアグリスを。

ベアリングはボディ4点交換してみた所、巻き感が向上しました。

まずはオイルチューンで組んでいきます。ドライブギアに0.05mmのシムを1枚追加。

ローターに干渉しているので、ローターを底上げするために、ピニオン上部のベアリングとワンウェイクラッチパーツとの間に0.1mmのシムを1枚追加。

ローターナットも分解しておかしいところが無いか確認。

3度程組んでみて、ドライブギアの軸にバリがあったので研磨して慣らしました。

メインシャフトにはボアードグリス(LDG)を添付しましたが、結局ふき取りました。グリスが多いとノイズが消せますが、やっぱり重い。

ドライブギアの内側のオシュレートギアとの接点もボアードグリス(THG)で。

ここもTHGです。

その他はグリス過多にならぬよう調整。

ベアリングも基本的にはオイルチューンにしています。ピニオン上部はグリスチューンで組みましたが、やはり軽さを出す為、IOS-PRO01でオイルチューンに。

ハンドルノブ左右はIOSオイルとわずかに少しグリスを入れています。

ピニオンギアのガタツキの調整

ピニオンギア下部のウェーブワッシャーシム0.2mmですが、ここガタツキと言うかスレ感の原因の一つになっているようです。

このシムを抜いて、変わりに0.3mmと0.1mmのシムを追加。

先ほどベアリング上部のシムは取り除いて、ピニオンギア自体のかさ上げをし、クリアランスを埋めました。

あとは、締め付けトルクの調整とメインシャフト、クラッチ内部にオイルを注油して、なめらかな回転になるように調整。

ローター周辺パーツの洗浄と組み上げ

最後にローターの洗浄を行います。

ばらして洗浄、グリスを添付して組みます。

シムを一部追加。

ラインローラーは洗浄とオイルで注油してラインローラーの回転テストを実施。

元々状態が良かったので、ほとんど何もしてませんが。

ハンドルノブのBB化

最後にハンドルノブの遊びがあったので、ブッシュからベアリングに置換。

これだけでリーリング時の感度が上がります。

これで完了です。

最後に

スプールは簡単に汚れを取り、ドラグの状態も良くATD?で一式で交換しか無理なので、ドラググリスはそのままにしています。

ギアノイズはまだありますが、ある程度は改善できたとは思います。

ありがとうございました。

参考

各ベアリングサイズを記載しておきます。

17セオリー2506

ピニオンギア上部 7*13*4

ピニオンギア下部 5*8*2

ドライブギアフタ側 7*13*4

ドライブギアボディ側 7*11*3

オシレーティングギア部 4*7*2.5

ハンドルノブ 4*7*2.5

ラインローラー 4*7*2

スプール受け、スプール内部 7*11*2.5

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コメント

  1. はが より:

    本日リールが届きました。
    満足の行く仕上がりです。
    異音がかなり消えて、巻きもとても軽くなっていますね。
    またお願いしたいと思います。
    ありがとうございました。