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カスタムレポート 18ステラ 3000MHG&C2000S オーバーホール

オーバーホール依頼
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3台依頼で前回は20TPのオーバーホールでした。

ステラ2台をオーバーホールです。

3000MHG オーバーホール

しっかり使っていた印象があります。巻きの際にノイズは少ないのですが、クリアランスが大きくなってきている印象ですね。

まず、メインシャフトですが少し引っ掛かりがあります。

ハンドルーターでほんの僅か削り、ローターナットベアリングが通るようにしました。

ボディ内部ですが、ドライブギア。

ギアボックスともにグリスが多めです。

気になったのが、グリスに金属粉が。

ケミカルの成分かもしれませんが。

この通り、ベアリングにもキラキラと・・・。

洗浄しました。

全体の汚れ。

ローターも全バラシ。

シム調整もしたので、スムーズで綺麗になりました。

ベアリングはグリスを入れてみましたが、巻いてみると少しヘタリがあります。

その為、4点交換してみます。

ウォームシャフトにはボアードグリス(THG)を入れます。

ドライブギアにもボアードグリス(DELTA)です。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

0.01mmのシムを入れて、巻きの際のガタツキはなく、回転も滑らかになりました。

ケミカルの調整が難しいですね。

グリスなじみが無いためか、ギアの摩耗を影響していると思いますが、少しザラツキがあります。ギアは使用期間と回数が多いそうで、新品と交換となります。

最終、ハンドル、スプール等をオーバーホールします。

ドラググリスはシマノ純正DG01ですね。

綺麗になりました。

各所ウェーブワッシャがへたった結果?かわかりませんが、平シムに入れ替えてクリアランス調整しました。

ガタツキは無くなります。

ただ、ベアリングのなじみが無い状態でのノイズをどのレベルで許容するか、この調整は非常に難しいです。

ギアが届きましたら、作業再開します。

ギア交換(2021/2/1)

ギアが到着しました。

早速交換します。

ボアードグリスDELTAで仕上げます。

※つけすぎたので後で少しふき取っています。

シム調整が難航しました。コロコロとしたノイズは無くなりましたが、ガタツキを出来るだけなくしていくとヒュンヒュンとベアリング鳴りがでて、ザラツキも出てしまう状態。

ローターのガタとハンドルのガタはギリギリまで詰めて、回転が滑らかなところで止めておきました。

ありがとうございました。

C2000S オーバーホール

こちらは使用回数は少なめということです。

経年劣化は少しありますが状態はいいと思います。

内部ですが、

ギアはきれい。

ギアボックス内部のグリスは多めですね。

メインシャフトにも付着しているので、巻き重りにつながります。

洗浄します。

中間ギアのシム調整はかなりしっかりやりました。

ガタツキは0です。

IOSギアグリスで仕上げます。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

ベアリングをグリス&オイルチューンで仕上げたんですが、ノイズがあるんですよね。ステラに入れるベアリングの仕上げは大変です・・・。

新しいベアリングに入れ替えて、ガタが出たので0.01mmのシムを入れます。

0.01mmの前に0.025mmを入れてテストしているんですが、この差でノイズが出ます。

決まったので、ハンドル、スプール他も調整します。

ハンドルノブのガタツキがありましたが、一枚抜いて、1枚入れました。

バッチリです。

ローターも全バラシです。

ステラはバラしても作業による劣化リスクは少ないのでいいですね。金属ローターはその点が安心です。

ギアノイズがわずかにあるかな、、というレベルで仕上がりました。

ありがとうございました!

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