カスタムレポート 19ヴァンキッシュ C3000MHG オーバーホール(前編)

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19ヴァンキッシュをお預かりました。

使用回数は3回ほどだそうですがノイズが大きい。

DLCラインローラーカスタムの依頼とノイズ除去なので、とりあえず周辺パーツとDLCラインローラーを組み込みます。

各部チェック

まずはオーバーホールの前に各部をチェックしていきます。

スプール&ドラグノブ

スプールは一応中を見ましたが、メンテナンスされているようで触る必要がなさそうです。

ハンドル

ハンドルもほとんど気にならないレベルの状態。

一応分解してから調整します。・・・とはいってもグリスアップ位です。

DLCラインローラー組み込み

ローターをばらします。

ラインローラーを交換。

ベアリングは持ち込みを使用しました。

ローターは完了です!

原因特定の為の全分解

原因の特定のためばらしていきます。

グリスの量も適量ですね。

パッと見る限り不具合は無いです。

綺麗なもんです。

とりあえず、メインシャフトを抜いて組み上げドライブギアピニオンギアの回転チェックします。

ざらつきがありますね。

ドライブギアがダメっぽいです。

メインシャフト、クロスギア関係は問題なさそうです。

一応ピンが少し遊びがあるようなので、シムを追加しておきます。

ハンドル周りも少しクリアランス調整しておきます。

0.01mmのシムを追加。

ローターのスレ音が大きいのでピニオンギアの上部もシムを追加。

ウォームシャフトとピニオンギアはウェーブワッシャーはキャンセルしました。出来る範囲での調整はこのくらいですね。

問題のギアですが、20ヴァンフォードが手元にあったので、ギアを入れ替えてみました。

ドライブギア、ピニオンギア、中間ギア(L)の3点です。

ギア比は6.0なので、そのままそっくり入れ替え可能です。なお、形状の違いはなくギア素材の違いのみで価格差があります。

組みます。

なめらかな回転ですね。

問題はギアで確定です。

ざらつきの原因

ギアの異物ガミでしょうか。

目視では分かりません。

たまたまギアを交換してテストできたので、今回はほぼ確実に問題を特定できました。

触った瞬間わかる程度のノイズなので大まかには特定できているんですが、パーツを注文して入れ替えてみないと完全に治るかは分からないですし、必要なパーツがどの範囲に及ぶかは結構難しいポイント。

通常はドライブギアとピニオンギアはセットで交換します。

これはシマノのオーバーホールも同じようで、対で構成しているパーツなので、摩耗具合をみて調整はしないんですね。

確かにひとつずつ組めば交換可能なパーツは最小限で押さえられそうですが、継続利用で摩耗の程度が変わってくるのであれば、セット交換でリセットするのが適正でしょうね。

ご依頼人様に確認して、最も強度が高い18ステラのギアを発注することになりました。

到着後に作業再開します。

前回まではこちら。 18ステラのバリアギアについて ギアが届きました。 独特ない色味です。 軸が変色...
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