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2016年シマノリール 16ナスキー4000XG インプレ

16・18ナスキー
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シマノのエントリークラスのリールの中で、最上位モデルの代名詞的なリールであるナスキー。

13ナスキーにはお世話になったので、16ナスキーもしっかり知りたいと思い、中古の4000XGを購入しました。

ドラグノブなしだったので、格安で購入できました。

これは、セドナ2500のドラグノブです。

17セドナ・17サハラ・16ナスキーの4000番と2500番は同一のドラグノブが使用できます。

巻き心地はどうかというと、

うーーん・・・。

ん。

これ、サハラと何が違うか、わからない。

 

17サハラ4000XGとの比較

今使っている17サハラと並べてみました。

見た目はナスキーのほうが少しだけゴージャスです。

ボディカラーはネイビー。一方、サハラはグレーです。

写真だとほとんどわかりませんが。

個別のパーツを見ていきます。

 

ハンドル

ハンドルは全く同じです。

内部パーツも同じ。

16ナスキーもラインローラーカラーをベアリングに変えました。

ハンドルのさび落とし

少しサビがあったので、クレ556でさび落とし。

こちらもさび落とし。

ボディパーツ等、浸潤して変形するパーツがある箇所には使わない方がいいですが、メタル部位だと問題なしです。

さっと拭くだけでキレイになりました。

グリスを添付して保護します。

 

ハンドルノブの2BB化

続いてハンドルノブのBB化です。

余分なグリスを落とします。

ベアリングを装着。2BB仕様にしました。

回転も17サハラと違い無しです。

パーツが全く一緒なので仕方がないですね。

 

スプール

カラーリングも似ている。

スプール形状は、装飾の溝以外全く一緒です。

裏側も同じ。

上部も同じ。

やっぱり同じですね。

 

スプールのキズの研磨

スプールエッジとスプールのスカートの端に傷が多数ある為、紙やすりとピカールで研磨します。

紙やすりは1,200番と2,000番でおうとつを取り除きます。

まずは1,200番からキズの深いところを行い、2,000番で全体を仕上げるイメージです。

リールオイルを付けて研磨すると、スムーズにできます。

上部のプラスチックのスレキズはきれいになくなりました。

スプールエッジも行います。

案の定、コーティング(メッキ?)がが剥がれてしまいました。

ただ、キズをそのまま残すより、一度ならした方が使用感が良くなるので、出来る限りメンテした方がいいですね。

ローター&ローラークラッチ

ローター周りを見ていきます。

既に防水パーツが装着されているのがわかりますね。

 

取り外すと以下の通りです。

シマノパーツ価格表を確認すると。

No.14 固定ボルト 200円 × 2個

No.15 リテーナ 200円

No.16 ローターベアリングシール 200円

 

合計800円です。

もしサハラを防水カスタム化する場合は、固定ボルトは1つあるので差額でいうと600円ということになります。

 

次はローラクラッチです。

既にパーツが違うのがわかります。

No.39 ローターカラー 300円

No.41 ローラークラッチカバー板 100円

No.42 ローラークラッチシール 300円

No.44 Oリング 300円

 

合計1,000円です。

サハラを防水加工する場合、ローターカラーは、座金になっており、座金の価格は50円です。

純粋に差額で言うと250円ですね。

明確に防水の為にパーツ点数が多くなっているのが特徴です。

ローターカラーは巻き心地にも影響しそうです。

 

ラインローラー&ベール

ベールとラインローラーですが、違いは少しだけでした。

アームバネガイドが金属か、プラかという違いです。

ナスキーがプラでした。それほど影響はないと思いますが、ベールを挙げたときの質感が硬いか、柔らかいかという違いです。

 

で、ラインローラーとベール付近をばらすと。

本当に違いが無いです。

アームカムの素材が違う位ですね。ナスキーのほうが僅かながら高級感があります。

ラインローラーのBB化

以前に誤発注した17アルテグラのパーツです。

何とか流用出来ないか試しましたが、無理でした。

左側が16ナスキーで、右側が17サハラです。

サハラはすでにカスタム済み。ラインローラー座金を17アルテグラのものと交換しています。これでクリアランス調整が出来ているので、ラインローラーのカラカラと鳴るケースが激減します。

今回は、誤発注した17アルテグラのパーツをラインローラー座金に置換して、ラインローラーカラーもベアリングに置換する予定でしたが。

結局、クリアランスの調整に使ったのは、タミヤのシムと。

写真にある青い、スクエアーというラジコンパーツのカラーを使用しました。

カラーの厚みは1mmです。

使用したシムは0.2mmと0.3mmで想定1.5mmでクリアランスはちょうどなくなりました。

この通り、ジャストフィットです。

アルミ製のカラーをアームカム側に持ってきた方が、回転の安定感があったので、最終的には入れ替えました。

うまくいきました!

純正パーツと変わらない品質ですね。

以下は、アルテグラのラインローラーベアリングカラーです。

幅は2mmなので、13ナスキーのベアリングのクリアランスに2つ必要となるサイズ。

ちょうど真ん中にあるのが、2mmです。

サイズもほぼ差がないし。

0.01mmなので、影響はないと思います。

使用感としては、アルミカラーのほうが正直安いし、いい感じです。

 

2018/04/14時点ですが、

アマゾンのこの店舗でまとめ買いすると、比較的安く手に入りますね。

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個々の単価が安く、複数注文でも送料が270円なので、シムとアルミカラーをまとめ買いがおすすめです。

ボディ内部

最後にボディ内部です。

以下の写真はナスキーのボディ内部のパーツですが。

17サハラと対比すると。

違いは1点のみ。

分かりにくいので、アップします。

防水パーツです。。

No.49 ベアリングシール 100円 × 2個

16ナスキーと17サハラ違いは?

防水パーツのみと言っても過言ではないです。

No.14 固定ボルト 200円 × 2個

No.15 リテーナ 200円

No.16 ローターベアリングシール 200円

No.39 ローターカラー 300円

No.41 ローラークラッチカバー板 100円

No.42 ローラークラッチシール 300円

No.44 Oリング 300円

No.49 ベアリングシール 100円 × 2個

合計2,000円でした。

この時点での差額が、ほぼ市場価格に一致します。

これに加えて、ウォータープルーフドラグの違いがあるので、1,500円ですね。

17サハラのドラグは1,000円なので、価格差から16ナスキーにのドラグノブに付いているパッキンが500円相当ということになります。

個人的な印象ですが、

自分で分解、メンテナンスするのであれば、防水パーツは不要では という見解です。

ただ、防水パーツの効力は絶大であるようですね。

中古で購入したナスキーも、ハンドルには少しサビが浮いている様子がありましたが、

ボディ内部の浸食は一切見られませんでした。

ハンドルも錆びている状態ではなかったので、そもそもの防腐がしっかりしていると思います。

 

最後にハーフオープン化したベアリングにナスカルブを添付して。

グリスアップして、組み上げて。

終了です。

まとめ

実際に2日程、ナスキーでゲームをしましたが、違いを感じることが出来ず。

結果的にサハラでいいんじゃねという見解に至りました。

見た目はもちろんナスキーですが。

ただ、違いがほとんどないんです。

それだけどちらもいいリールということなんですけどね。

メンテをする方は17サハラで。

メンテをあまりしないよという方は、もちろん16ナスキーで。

自分は、別の機会にサハラに防水パーツを移植してみようと思います。中身がほとんど一緒なんで、あまり意味のないカスタムですけどね。

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