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2018年シマノリール 新製品情報 18ネクサーブとは?

18ネクサーブ
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昨日の1月19日より3日間、横浜で待ちに待った2018年のフィッシングショーがあります。

もちろんシマノのスピニングの目玉は、18ステラですよね。

シマノ新製品情報の更新日

フィッシングショーの日程に合わせて、前日である2018年1月18日にシマノHPに新製品情報が更新されていました。

新型ステラの話題が大きすぎて、その他の製品情報があまり出てきませんが、

シマノのHPを見ていると・・・

18ネクサーブというリールが新たにラインナップされていました。

2018シマノ総合カタログ

そして本日、1月12日よりに一斉販売となった2018 シマノ総合カタログを最寄りの釣具屋さんで購入しました。

2018年シマノ総合カタログ

16エアノスがない

リールのラインナップを見ていると、

あれ・・・、と思ったことがありました。

そうです、エアノスがラインナップから外れてしまったようです。

カタログには16ナスキーから、

→17サハラ

→17セドナ

18ネクサーブ

→アリビオ

の順で並んでいました。

HP上では、旧製品もエアノスもきちんと乗っています。

ここからは予想ですが、

16エアノスの後継機として18ネクサーブという位置づけなのかもしれません。

16エアノスの後継機としての18ネクサーブ [NEXAVE]

18ネクサーブ

写真及びスペック表を見る限り、16エアノスとの類似点と相違点をまとめました。

16エアノスとの類似点

ハンドルの形状

ベール部位の形状

Gフリーボディの非搭載

X-SHIPの非搭載

糸付きリールを売っている点(番手のラインナップより)

基本的な技術特性はほぼ同じですね。

16エアノスとの相違点

ベアリング数がエアノスより1つ多く3BB仕様

スプール

ドラグノブ

軽快スマートモデル

ドラグノブは12アルテグラ、13ナスキーのドラグノブと同じ形状をしているみたいで、写真で見る限りですが、若干スペックは良い印象です。

何より、スマート(おしゃれ)さをアピールしている点もポイントかと。

クラスを超えた高級感。使える軽快スマートモデル。

ライントラブルを抑制するAR-Cスプールを搭載し、淡水、海水などフィールドを問わず使える汎用性を追求。このクラスでは例のない高輝度の塗装をはじめ、高級感を演出するメッキパーツをふんだんに使用。さらにスプールには飾り穴加工を施すことでスタイリッシュな印象を高めた軽快スマートモデル。

※シマノホームページより

2018/3/17追記

スプールとドラグノブについて

16エアノスと比較してみても、かなり良くなっていますね。

ドラグノブの価格は16エアノスと同じ400円ですが、明らかに16エアノスよりいいです。

13ナスキーのドラグノブのパッキンなしと同じ形状でした。

その為、13ナスキーのドラグノブとしても使えます。

もちろん、公式にあるスプール互換性より16エアノスのドラグノブとしても使える。

使い比べてみると分かりますが、16エアノスより調整幅が細かいです。

スプールの印象も13ナスキー寄りですね。

番手ラインナップ

1000(2号-100m糸付)

1000(箱付糸無し)

C2000S(箱付糸無し)

C2000S HG(箱付糸無し)

2500(2.5号-150m糸付)

2500(箱付糸無し)

2500HG(箱付糸無し)

2500S(箱付糸無し)

2500S(箱付、PE1号-100m付)

C3000(箱付糸無し)

C3000HG(3号-150m糸付)

C3000HG(箱付糸無し)

C3000DH(箱付糸無し)

4000(箱付糸無し)

4000HG(4号-150m糸付)

4000HG(箱付糸無し)

C5000HG(5号-150m糸付)

C5000HG(箱付糸無し)

※シマノホームページより

かなり広範囲にカバーされてますよね。16エアノスではシャロースプールはなかったので、バリエーションが広がりましたね。

 

Gフリーボディって何?

2018/1/23追記

スペック表ではA-RCスプール海水OKのみ。

スペック表における17セドナとの違いとして、

Gフリーボディ と

ハガネギア 搭載か、

そうでないかとなります。

では、そもそもGフリーボディって結局何?

Gフリーボディ

スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。これによりロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながります。

※シマノHPより

18ネクサーブのボディの形状は、ハガネギア搭載の16ナスキー・17セドナシリーズとは異なり、13ナスキー・16エアノスのボディ形状と同じようです。

リールメンテナンス 13ナスキー C3000(セルフメンテナンスとスペック考察)
皆さん、シマノリールは好きですか? 自分は好きです。 でもお金がないので、高級機種にはなかなか手が出ません。 シマノのホームページにあるスペック表や、釣りブログ等を見ていると、安価リールのスペックの大きな分かれ目が、クロスギアとX-SHIP...

ちなみに、13ナスキー、16エアノスともにスリムフィットボディという形状で、Gフリーボディとは別もの。

スリムフィットボディは、Gフリーボディと同じ特性を持つボディで、14サハラ・15セドナなども同一のボディ形状です。

スリムフィットボディ

ドライブギアの回転運動を、スプールの前後運動に変換する機構を手元へ近づけることで、持ち重りを軽減。

※シマノホームページより

14サハラ・15セドナの紹介ページでスリムフィットボディの特徴としてフィーチャーされています。

14サハラの紹介文

価格は抑えたいが、スペックはあまり妥協したくない。そんなご要望に自信を持っておすすめするのが『サハラ』。軽量で取り回しのよい「スリムフィットボディ」、信頼の「AR-Cスプール」、「Super-SHIP」などのスペックも充実。全11アイテムの豊富なラインナップからお選びください。

※シマノホームページより

15セドナの紹介文

自重の軽量化と上位機種のコンセプトを継承した「スリムフィットボディ」により、持ち重りを軽減し軽快な操作性を追求。全モデルにトラブルレスで飛距離を伸ばすAR-Cスプールを搭載。ハイスピード対応のC3000HG/4000HGモデルもラインナップし、幅広い釣種やフィールドに対応します。

※シマノホームページより

15セドナの紹介ページにて、12エアノスXTのボディ内部を比較した画像を見れば一目瞭然です。

【シマノ公式】15セドナの紹介ページ

2018/3/12時点で確認しましたが、リンク切れしていました。

以下に展開図を載せておきます。

※シマノホームページより抜粋

12エアノスXT 2500S

ボディが四角い形状をしているのがわかります。

具体的な違いとしては、ボディがぼてっとしている印象です。

16エアノス 2500 → スリムフィットボディ

50番の摺動子ガイドがパーツに組み込まれたことで、ボディ形状が少し縦長になったのが見て取れると思います。主に摺動子の場所がリールフット寄りに配置されているので、持ち重りが軽減する創りになりました。

17セドナ 2500S → Gフリーボディ

スリムフィットボディよりボディ形状がより鋭角に細くなったことで、より持ち重りが軽減する作りとなっています。

ボディ形状による違いはあるものの、

17セドナと18ネクサーブでは、Gフリーボディによる使用感に関してほとんど差が無いことが予想できます。

A-RCスプールとは?

2018/3/13追記

AR-Cスプールとはなにか?

AR-C搭載機しか使ったことが無いので、正直特性も何もわかりませんが、ライントラブルを抑制し、遠投性能を向上させるデザインだそうです。

AR-Cスプール

特殊なスプールリング形状を持つスプール。これによりラインの整流効果を生み、ライントラブルの抑制と遠投性能の両立を実現しました。

※シマノホームページより

ピンと来ないので、主観的ではありますが一点だけ。

AR-Cスプールってどこまで巻けばいいかわからないですよね。

スカートがスプールエッジの広がるところまでの設計になっているようなので、スプールリングが広がり始める手前ところまでで、糸巻きを止めるのが正しいんだと思っています。

で、実際の糸巻量ってスペック通りじゃないと思いませんか?

若干スペックより巻けない印象です。

個人的には、

スペックにある巻き量よりワンランク下げて巻くようにすればいいと思っています。

例えば、

PE0.8号が150m巻けるスペックの場合だと、0.6号で150mで見積もっておくとか。

PE1号が110m巻けるスペックの場合に、PE1号を100m用意しておくとかですね。

無駄が減るし、実際ラインは、使っていくとどんどん短くなっていく訳ですから、あえてぎりぎりまで巻いて、トラブルになりやすい状態を作る必要もないかと。

個人的な意見ですが、AR-Cスプールに関しては、技術特性というよりデザイン性が強く出ていると感じています。

ラインメンディングをいい加減にやると、スプール上部で糸ふけが出ちゃうし、完全にトラブルを防止できる特性なんてないですし。

AR-Cスプールにより、リールの外観と、輪郭は美しいので、それだけで十分です。

NEXAVEというネーミングについて

元々、欧州シマノでブランディングされているものが、日本で発売になったようです。

海外で発売されていたモデルが日本で発売になったケースで言うと、ストラディックとサステインがそうみたいですね。

なお、サイクルのコンポーネントのネーミングだそうで。

NEXAVEは、「Next」と「Avenue」から取ったシマノによる造語だそうで。

自分でも書いていて、自分でもよくわかりませんが、

アルテグラのようにサイクルで用いられる用語

(・・・ギアのことですかね??詳しくは知りません。)

をフィッシングの分野に転用して使用する

(・・・アルテグラは昨年度クイックレスポンスシリーズからコアソリッドシリーズに鞍替えしたあの17アルテグラですね。)

ということは、

ネクサーブはそれなりにブランディングの意識があって、この機種を投入してきたということでしょうね。

単なるエントリーモデルか、それともカスタムベースか

18ネクサーブのキーポイントは、カスタムベースになりうるか

どうかだと思います。

今までのアリビオ・16エアノスと17セドナとの違いは、

セドナはカスタムベースとして最も安価なリールである

ということです。

もし、ネクサーブがカスタムベースになりうるとすれば、17セドナの立ち位置はどうなる??

完全に憶測ですが、18ネクサーブはカスタムベースとしては少々難ありだと思います。

エントリーモデルとして

そして、アリビオとエアノスの後継機として、シマノリールのエントリーモデルとして定着するかどうか。

18ネクサーブが、

過去に製造した亜鉛製のドライブギアの消費が目的で、17セドナとは異なり、ハガネギア非搭載での対応機種と考える

のが正しいのでしょうか。

もしそうであれば、

せめてハンドルの形状はエアノスverではなく、17セドナ等に搭載されているの冷間鍛造ハンドルであってほしい所です。

また、ラインローラーやベールについても、17セドナと同一のもので汎用性を持たせてもらいたいですね。

その上で、

ドライブギアの単体価格を押し下げてくれれば、18ネクサーブはカスタムベースとしても非常に魅力的なリールになると思います。

ドライブギアで言うと、ハガネギア非搭載のシリーズ(私の場合は13ナスキーです。)のドライブギアも価格を下げて、メンテナンスをしやすい環境を作ってもらえたら、なおさらうれしいですけどね。

まとめ

自分は買いましたよ、18ネクサーブ。

16エアノスからの進化を確かめるために。

 

 

18ステラを購入する余裕がないアングラーは、2018年は待ちの年になりそうです。

2017年からの低価格帯のリールスペックの底上げがすごいので、2019年は中級機クラスの革新に期待したいところですね。

個人的には、今年こそアジング、メバリングを本格的にしたいので、クイックレスポンスシリーズのクロスギア搭載リールを購入したいと思っています。

本命の17ソアレか、それとも16ストラディックCl+か。

予算が合わないので、妥協して13ソアレBBかな。

18ネクサーブと13ソアレBBのスプール互換性があると見ているので、C2000の番手でそろえるのも面白いと思います。

完全に妄想なので、参考にはなりませんが・・・。

 

購入から実釣レビューはこちら。

淀川ブリームゲーム 18ネクサーブ2500Sでの初釣果は?
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カスタム記事はこちら

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比較記事はこちら

18ネクサーブ2500S インプレ 13ナスキー・16エアノスとの構造比較(1)
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コメント

  1. たか より:

    17セドナとネクサーブの違いのところですが、17セドナはHAGANEギアも搭載ですよ。
    Gフリーボディだけではありません。

    初心者さんを騙すことになるので、きちんとお調べになられた方がよいかと思います。

    • えれんじ より:

      たかさん
      コメントありがとうございます。
      初めて頂いたコメントで大変嬉しいです!
      ご指摘頂いた通り、文脈から17セドナがハガネギア非搭載であるように読み取れることを確認しました。
      修正いたしますので、もし言い回しなど気になるようでしたら、教えて頂ければ嬉しいです!

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