前回はこちら。
組み上げ&カスタムしていきます。
もくじ
ウォームシャフトBB化
レベルワインドパイプのブッシュをBB化します。
組み方にもコツがありまして。。
まずレベルワインダーとレベルワインドパイプをセットします。
レベルワインダーを完成させます。
ガードを取り付けます。
この時点でベアリングをはめておいてもいいです。
レベルワインドガイドを差し込んだ際に、ガードを少し下に下げて
ガードを少しずらしてガイドを差し込むとうまくいきます。
ウォームシャフトギアをセットして。
ガイドが刺さっていない写真ですが、ウォームシャフトギアの対のEリングをセットして固定します。
これでネジ止めしたらレベルワインドの組み上げは完成です。
ウォームシャフト、ギアともBOREDでグリスアップしています。
ドライブギア軸ブッシュをBB化
ドライブギア軸がブッシュなので、ベアリングに交換します。
サイズは950ZZです。
シムを入れて。
固定板を入れて。
最後にベアリングと外側にシムを入れてからEリングをはめ込みます。
最終組み上げ
順番に組んでいきます。
クラッチレバーの取り付け
まずはクラッチレバーから。
クラッチプレートをセットして。
クラッチレバーを乗せてからネジで固定します。
レベルワインドを取り付ける前にこっちを先にした方が取り付けやすいかもです。
ドライブギア軸の取り付け
ドライブギア軸にはBOREDのTHICK HEAVYとNEMEAを混合して添付します。
THICK HEAVYだけだと少し粘度が高いので、調整の為ですね。
既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。
ドライブギア軸を取り付けます。
別に純正グリスでもOKですよ。
クラッチカムの取り付け
慣れていないと最難関かもしれません。
まずはバネを穴に入れます。長い方がボディ側です。
ピニオンギアのベアリングを先に入れておきましょう。
クラッチカム抑え板をうまいこと押し込んでクラッチプレートに合わせてから。
クラッチカムを乗せてネジで固定します。
このネジは先に少しねじ込んでおくのがポイントですね。完全に締め込みせずにネジを止めておくのがポイントかもしれません。
ギア、ドラグのグリスアップ
ドラググリスアップします。
ドラグサウンドチューンだとこのワッシャーは不要になりますね。
グリスはこれです。
ギアのグリスはこちらです。
ローラークラッチ注油
外して洗浄しました。
外すのは大変ですが、叩いて抜きます。運が良ければゆっくり圧を掛けるだけで抜けます。どっちがいいんでしょうね。ゆるゆるでなければ叩かなくて抜ける方がいいです。
オイルはこれ。
これで完璧ですね。
ハンドル取り付け
最終作業です。
順番に組みます。
ベアリング左右は座金で挟み込みます。
ドライブギア座金と呼ばれる湾曲したワッシャーはどら焼きのような形に合わせてやります。
このハンドルは簡単に付くと思います。
作業完了
使用したケミカルです。
ほぼBOREDのケミカルで仕上げました。
キャストテストしましたが、非常に快適ですね。
爆風でもバックラしない。
実際はカスタムせずともかなり快適だと思います。
次回はドラグサウンドチューンを行います。