夏場の淀川ブリームゲームですが、
使用するタックルは基本的には2種類でやっています。
1つ目は、重めのシンカーに太めのライン。ロッドはシーバスロッドです。
2つ目は、ライトリグに細いPEライン。ロッドはアジングロッドです。
こいつはなにげに優秀です。
今回は、アジングロッドのインプレになります。
もくじ
アジを釣ったことがないアジングロッド
アジング・メバリングでは釣果はほとんどないんですが、ブリームゲームにてメインで使っているロッド、OGKのライトソルトゲームアジです。
論より証拠ということで、
このライトソルトゲームアジで、淀川のランカーシーバスを仕留めました。
以下はその時に撮った写真と釣行記録です。
シーバスの自己最高記録85cmです。
メインライン:PE0.4号
リーダー:フロロカーボン1.5号
ランカーシーバスでは結構ぎりぎりのスペックだと思います。
スペック
標準全長(ft):6.9
仕舞寸法(cm):108
継数(本):2
標準自重(g):101
先径(mm):1.1
元径(mm):10.2
ルアーwt(g):0.5〜5 ラインwt(lb):1〜5lb
カーボン含有率(%):97
夏のキビレには最適
アジングロッドなので、非常に柔らかいですが、チューブラーなので比較的しなやかなロッドです。
そしてベリーの粘りも十分で、やっぱりカーボン素材が一番だと思わせてくれます。
夏のブリームゲームでは、
ずる引きパターンというより、
スローリトリーブ、
ワインドアクション、
ホッグ系やカッティングベイト等のシェイクパターン、
ドリフトパターン等、
底狙いだけではないバリエーションに富んだ攻め方が出来ます。
その為、かなりライトなルアーがキャストできるタックルでやるのが重要で、
喰わせ中心の攻めになります。
喰わせ中心と言っても、
フッキングの時には、きっちり上アゴを貫通させるだけの強さで仕掛ける
必要があり、ただ柔らかければいいというわけでもない。
しかも、
固めのロッドだとバイトをはじくケースが多く、柔らかすぎるロッドだと掛けられず乗ってこない。
大抵このどちらかで、仕掛け方、喰わせ方で悩むと思いますが、基本的にはこのロッドでは、喰わせ中心の攻めで、きっちり仕掛けることも出来るということです。
冬のずる引きゲーム
個人的には、冬のずる引きゲームでは感度不足でしょうか。
淀川でライトリグによるずる引きパターンだと根掛かりが頻発します。ティップの柔らかさ故、根掛かりに気付くタイミングを逃して、がっつり根をかけたりすることもあり、もう少しティップがしっかりしたロッドで、ボトム攻めをした方が釣果に繋がると感じます。
ゲームをするポイント次第なので、柔らかさのおかげでしっかり喰いこんでくるケースもあるでしょうし、一概に冬のスローなゲームに向かない訳ではないです。
あくまで、根が荒いポイントで、2g前後のジグヘッドなどをずる引きして来る場合は、このライトソルトゲームアジだと柔らかすぎるので、もう少し感度重視のロッドのほうがいいと思います。
穴釣り&岸黒ゲーム&メバリング
ロッドの柔らかさから、穴釣りでガシラ狙いはもちろんOK。
岸黒ゲームでも面白いと思います。
岸黒ゲームで黒鯛釣果はまだですが、チャリコのアタリも鮮明に取れます。
メバリングは当たり前ですね。
ただ巻きで出来るゲームだと問題なしです。
ターゲットのサイズ
もちろんチヌ年無しサイズ、大型のキビレも行けますよ。
40cmのキビレだとかなり引きますが全然大丈夫です。
折れる気配はなし。
淀川で60cmのボラも10分位かけて寄せてきました。冒頭の85cmのランカーシーバスも10分位かけてじっくりファイトしました。
ロッドの耐久性には問題が無いようです。
許容範囲がかなり広く、多様なゲームにはもってこいです。
苦手なゲーム
個人的に苦手なゲームはジグ単のアジングです。
恐らく、ロッドの感度の問題か、ティップの柔らかさの問題か。正直わかりませんが、いまだにアジングでの釣果がありません。ロッドのせいではないかもしれませんが、個人的には非常に難易度が高いゲームです。
ジグ単のアジングは、ジグヘッドの扱い方や誘い方をマスターできないとほぼ全く釣れないという状態に陥るんでしょうか。いまだにアジングでアジを釣ったことが無いので、正直なぜ釣れないのかわからないです。
合わせるリール
合わせるリールもバリエーションを広くすれば、このロッドをアジング専用機として利用するのは、非常にもったいないです。
PE0.4号をセッティングした17セドナC2000Sだと、キビレにバッチリです。
PE0.4号をセッティングした13ナスキーC3000だと、リールがオーバースペック気味で細かいアタリが取りにくくなります。しかし、それだけポテンシャルが高く、汎用性に優れるロッドであると感じています。
以前に17セドナC2000Sを紛失してしまったので、アジングでも利用できるリールを一台購入予定です。アジングで釣果が得られるように、シマノのクイックレスポンスシリーズから選択したいところですね。
まとめ
ライトソルトゲームアジは、汎用性が高いのですが・・・、
汎用性が高いということは、アジングに特化したロッドかと言われるとちょっと疑問が残ります。
このロッドで、アジングがどこまで通用するかは正直未知数です。リールのスペックとタックルバランスを見直して、今一度アジングに再度挑戦します。
なお、アジングにこだわらなければ、ブリームゲームでは非常に扱いやすいロッドであることには相違ないです。
このロッドはすでに販売終了していました。
実際ちょうど良いスペックのロッドって少ないんですよね。安物の入門ロッドが当てはまりますが、これが意外とないんです。
現状、アジングロッドはソリッドティップを中心に、
感度重視や
柔らかいものを
試しました。
ライトソルトゲームアジはバッドが異常に強く、ティップがぺなぺななので、メバリングロッドに近い。
ただ、キビレやメバリングには出来れば長さがもう少し欲しいなと思いますね。
ライトブリームゲームでなくて、いわゆる5~10g程度のリグを扱うブリームゲームには、やっぱりこれですね。
ブルーカレント77TZ/NANO