リールメンテナンスしてますか。
私はダイワのリールオイルⅡを使ってましたが、約1年間で10mlを使い切りました。また同じものを購入でもいいのですが、最近よさそうなオイルを見つけました!
ナスカルブというオイルはご存知でしょうか。
以下の動画を見ました。
これ見るとやっぱり気になりますよね。
ということで買いました。
ナスカルブです。
ナスカルブとは
NASKALUB は、金属の接触摩擦によって発生する電気イオンにより浸透性特殊分子層を形成し、すばらしい極圧性と、なめらかな潤滑性を与えます。その効果は、半永久的なものがあります。
この被膜は、オイル切れしても一定期間取れることなく、極圧・潤滑を保持しますので、初期磨耗を防止し、焼付き・きしみ音・磨耗・破損を阻止し、スムーズな回転と、機械・部品の寿命を著しく延長してくれます。
※メーカーのホームページより引用
元々はロードバイク用のオイルですが、
要するに・・・錆びないし、オイル切れしてもスルスル感が持続する という優れものです。
詳細はメーカーのHPで確認してください。
そして本日、アマゾンで購入したナスカルブが無事届きました。
ベアリングの調整
早速17サハラ4000XGをオーバーホールしました。
その際に、ボールベアリングの脱脂と洗浄した上で、ナスカルブでオイルチューニングをしました。
ボディ部にあるベアリング4種類です。
結構ギトギトしてましたね。約半年使ってからのオーバーホールです。
ベアリングの洗浄と脱脂
ベアリングをビンの中に入れます。
そしてコーナンで買ったパーツクリーナーを吹き付けます。
ゴロゴロ感が無いようになるまで、丁寧に洗浄します。
大体でいいですが、漬け込み時間を10分。
取り出して乾燥、再度漬け込み10分。
あと1回繰り返して、合計3回位するとパーツクリーナーに汚れが浮いて来なくなります。
ベアリングの乾燥と注油
自然乾燥させてから、ナスカルブを数滴添付してみます。
感動的なスルスル感・・・。とまではいきませんでした。
ダイワのリールオイルⅡとそこまで変わりませんでした。
若干軽いかな・・・、くらいです。
軽くなるといううたい文句ではないので、当たり前と言えば当たり前ですね。使っているグリスがちょっと固めなので、その影響が大きいかもしれません。実際にオイル・グリス共に馴染んでからでないと詳細までは分からないですね。
ベアリングのセッティング
ボディに2か所。
ピニオンギアの上下に2か所。
合計4か所のベアリングのオイルチューニング完了です。
注意すべきこと
ドライヤーで乾燥させてみましたが、ギシギシになってしまいました。
あくまで推測ですが、熱くなりすぎると、金属が膨張してベアリングを圧迫していたのかもしれません。もしそうであれば、長時間ドライヤーで温風を当てると破損する可能性があります。
ギシギシになってしまったベアリングを、再度パーツクリーナーで洗浄してみたところ、再度スルスル感は甦りました。
まとめ
製品特徴から、あくまで巻き心地が良化するというものではなく、オイルの持続性が維持できる製品なので、その点を理解しておく必要があります。
ベアリングの摩耗も防いでくれる良質なオイルであることは相違なさそうなので、長期間使ってみてから違いがわかると思います。
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