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カスタムレポート 18セフィアBB C3000HGS オーバーホール(分解洗浄)

18セフィアBB
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18セフィアBBの分解洗浄とカスタム箇所のおさらい。

カスタマイズの結果

最終的な参考自重ですが、193gとなりました。

ハンドルがヴァンキッシュのものなので、ノーマルのハンドルだと200gオーバーかもしれませんが、おおよそ20g程は軽量化を実現できました。

カスタム箇所

具体的なカスタム箇所を紹介します。

ローター&ラインローラー

13セフィアBBのローターと交換、ラインローラー2BB化を実施。

元々はコアプロテクトラインローラーですが、13セフィアBBにローター交換したので、通常の1BBのラインローラーでしたが、10ステラのパーツを流用して2BB化(ミネベア製)を施しました。

ラインローラーも新品(18ナスキー500のラインローラー)のものと交換済みです。

※写真のパーツは、別のリールのもので使用したパーツは同じものです。

なお、ローターの位置が下がりすぎるので、ローターカラーを数枚入れて僅かにかさ上げしています。

メインシャフト&ギア&ボディ

すべてメインシャフト、ギア3点、ボディと足つきフタをストラディックCI4+(C2500S)のものと交換しています。

主に、その為の軽量化となっています。ギア3点はノーマルからHGへ変更で素材や重量の変更はありません。

メインシャフトを交換していますが、スプール受けは従来のまま。

ローターをかさ上げしてもまだ少しテーパーになるので、スプールシムを数枚抜いています。

ボディ内部の1BB追加

ウォームシャフトの下部をベアリングに交換しています。

メインシャフトについている摺動子もベアリングに交換してみましたが、コツコツ病が発生したので戻しました。

なお、コツコツ病というのは、スプールの支点の上下頂点に到達した際に僅かにコツと音が鳴る病気です。クロスギアにピンが当たる音だと思われます。

オーバーホール

すべて分解して洗浄しました。

洗浄済みのギアを組みます。

中間ギアとウォームシャフトギアはナスカルブでオイルアップ。

金属の表面をスケートリンクのように滑りやすい物質に改良し、油切れを起こしてもなお、潤滑を維持することができる。

摺動子のピンにはグリス(シマノDG6)。

可動部はオイルで、ボディのフタのシールはグリス。

ドライブギアとピニオンギアはグリス(DG6)

歯ブラシでグリスを全体行きわたらせて、コーティングします。

ボディを合わせて、リールのボディガードの内部をグリスでシーリングします。

ローターを組んで終了です。

ネジやハンドルスクリューキャップ等は18セフィアBBのものです。

まとめ

18セフィアBBのノーマルは、単純な巻きの釣りだと使い心地はいいのですが、止めるアクションを多用する釣りには少々しんどいですね。

今回のカスタムでギアノイズが少ししますが、ロッドに付けてリーリングするとほとんど気にならない。ローターが軽いので、クイックレスポンスを体現出来ています。そして、廉価版のスプール・ドラグシステムですが、ドラグノブがラピッドファイヤードラグです。

スプール自体も結構軽いので、いわゆる2BBで支える構造のリジッドサポートドラグ搭載でなくてもドラグ調整もやりやすく、細やかな微調整も出来ます。

18セフィアBBの良いところと言えば、恐らく、

ワンピースベール、

ラインローラーが一体型でないこと、

スプール&ドラグ

位でしょうから、その点を生かしてカスタムすると最終的にはスプール位しか残らないという結果になりました。

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