シマノ 最小番手のスピニングリールには500番があります。
この500番手、最近各機種からリリースされて出揃ってきたので、違いをまとめてみました。
ラインナップ
全5機種です。
スペックごとに綺麗に並んでいます。
18セドナ 500
18サハラ 500
18ナスキー 500

18ソアレBB 500s
17ソアレci4+ 500ss
14サハラ、13ナスキーも500番手がありますが現在リリースされてないので、比較対象から外します。
各種比較のポイント
基本構造は同じですが、それぞれの違いは素材によるところが大きいです。
以下の3つのポイントが選ぶ基準となります。
重量の違い
18ソアレBB以上の機種は、ねじ込み式ハンドルで自重が軽くなっているんですよね。
特に17ソアレCI4+はハンドルとローターがci4+の素材のため軽量化しています。
ギア・ハンドルの違い
ギア比は5.6と全て同じ。
駆動部の構造も同じですが、
ドライブギアの構造上の違いとして、ハンドルの取り付け形式の違いがあります。
ベール・ラインローラーの違い
以下が相違点です。
なお、
ラインローラーについては、18ソアレBB500s、17ソアレCI4+500ssにベアリングが入っています。(S A-RBが入っています。)
カスタマイズのポイント
18ナスキー 500をカスタムしようと購入しましたが、素直に自分の欲しいスペックのリールを購入するのが良さそうです。
スプールの互換性は実際に確認したわけではないので確定的なことは言えないのですが、18ソアレBBがナスキー、サハラに着けば、シャロースプールを使うことができます。
もしくは、18ソアレに深溝タイプのスプールを合わせることもできる。
糸巻き量で選ぶか、
釣り方からスペックを選ぶか。
バリエーションが増えたので、面白い番手ではあるものの、カスタマイズの面白みは半減しましたね。
18セドナ500の逆転現象??
まず、18セドナ500と18サハラ500との違いは、フリクションリングが搭載されてるかどうかとドライブギアの素材のようです。
以下は18サハラのパーツ価格表ですが、36番がフリクションリング(350円)です。
フリクションリングの役割としては、ベールをあげた際にローターが惰性で動くのを防ぐ仕組みですね。
なお、パーツ個別の価格では逆転現象が起きています。まずは価格差が大きいパーツから。
ドライブギア550円、ピニオンギア950円
合計1,500円でした。
ドライブギア(44番)2,050円、ピニオンギア1,150円
3,200円と2倍以上。
18サハラ500のドライブギアはハガネギアなので若干高め。その為かなりの価格差となっています。
上位機種なので、普通と言えばそうなんですが、しかし別のパーツでは価格が逆転するんです。
ボディガード1,050円、ボディ1,050円、フタ850円、ベール組850円
合計で3,800円。
ボディガード550円、ボディ850円、フタ550円、ベール組750円
合計で2,700円となり、18セドナ500の方が1,100円分高くなりました。
正直な所、この価格差と逆転現象の理由は分かりません。
まとめ
500番手のリールは自分のスペックと予算から選びましょう。
カスタマイズはパーツ発注すれば簡単に出来ますが、自分でカスタマイズするメリットがあまりないですね。
カスタムそのものを楽しむ分にはいいですが、お得にバージョンアップしたいという趣旨のカスタムだと、少し高めのリールを買った方がいいですね。
現在、500番手は非常に現実的な商品ラインナップになっているということです。
18セドナ500 ・・・ カスタムベースや脈釣りにどうぞ。
18サハラ500 ・・・ ライトゲームのエントリークラス。
18ナスキー500 ・・・ より高級感を、デザイン重視ならこちら。
18ソアレBB500 ・・・ ジグ単アジングやメバリングのスタンダード。
17ソアレCI4+500 ・・・ 超軽量ジグ単アジングにはこれがベスト。
強いて言うなら、
18サハラ500、17ソアレCI4+500のドライブギアも価格は同じなので、ハガネギアではない18セドナ500をベースにて、供回りハンドルからねじ込み式ハンドルカスタムするのはコスパの良いカスタマイズかもしれませんね。
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