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改造!!16ナスキーC3000DH ローラークラッチの組みなおしとフルオーバーホール&フルベアリング化!

16・18ナスキー
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16ナスキーC3000DHのカスタムレポートです。

スプール、ドラグノブなしを購入し、オーバーホール後販売しました。

ローラークラッチの調整

ローラークラッチが逆回転していたのと、玉が取れていたのを修理します。

バネが反対(赤い線)についていました。

青い線の側にして、玉を抑える必要があります。

一式を洗浄します。

乾かします。

この記事とちょうど、同じ状態でパーツの組み上げを一部失敗していたようです。

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バネと玉をセットします。

玉を抑えるようにして。バネをセットします。

蓋をして完了です。

ボディ内部の分解・洗浄

ボディ内部の洗浄、オーバーホールです。

内部パーツの洗浄

パーツクリーナーで。

そこそこ汚れていました。

ベアリングの洗浄

同じく洗浄します。

ダブルハンドルの洗浄

パーツクリーナーでハンドルの付け根を洗浄します。

ハンドルは63.3gありました。

ダブルハンドルは一定の速度で巻くことの出来る半面、自重が重くなりますが、巻きが安定するメリットがあります。

 

 

改造・パーツの追加と除去

加工を含めた作業です。

音出しピンの追加

ローター内部ですが、音出しバネが無かったので追加します。

良くなくしてしまうんですよね。

このバネとピン。

ネジ山の作成

ハンドタップでねじ切りして、ネジ山の作成です。

ボディ側

無事垂直に貫通しました。

きちんとリールスタンドが付くことを確認。

フタ側。

垂直かどうか、確認しながら進めます。

こちらも無事付きました。

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コアプロテクトリングの除去

少し浮いていました。

前のオーナーさんが外そうとしたんだと思います。

赤い〇の所にピンがあります。反対側にもあるので2か所です。

内側からピンを押し込むと。

ピンが取れてリングも取れました。

ゆがみを直そうとしますが、さすがに。。。

折れてしまい。

無理でした。

 

コアプロテクトパッキンの除去

巻き心地を良化する為に、パーツを組み換えます。

ローターのネジがバカになっておりリテーナが止まらない為、青いパーツを追加。

赤いパーツはコアプロテクトのパッキン類とパーツですが、パッキンが僅かに巻きに影響するので取り去ります。

黒いパーツは廃棄するパーツです。

ナットは傷だらけだったので状態の良いものと交換しました。

リングは0.8g若干ですが、軽量化します。

コアプロテクトのパーツ類も重量は僅かです。

 

組み上げ

グリスアップ。

摺動子ギア、ドライブギア、ピニオンギアはグリスアップします。

ドライブギアですが、摩耗しているような状態でした。

蓋をして。

クラッチをセットして。

ローターを組み。

完成です。

手持ちの13ナスキーのスプールとドラグノブをセットして290gでした。

スプールは旧型が結構重いので、さすがに300g弱はきついですね。

ハンドルもゴールドではなく、ボディ素材に合わせているのでスプールも黒だと統一感が合っていいのですが、重さが難点ですね。

 

追加カスタマイズ

追加でリーリングのゴロツキの除去とフルベアリング化を行います。

再調整(ギアとベアリングの交換)

ゴロツキが気になるので、状態の良いサハラからギアを取ります。

サハラはシングルハンドルで重量が軽いので、先ほど取ったパーツからコアプロテクト化しました。

詳しくは別で公開します。

交換したギアは以下となります。

上のピニオンギアとドライブギアを下のものと交換します。

ハンドルに遊びがあったので、シムを追加。

後、ピニオンギアの下部のベアリングを新品と交換。

クリアランスの調整はバッチリです。

フルベアリング化

ラインローラーとハンドルノブのBB化でフルベアリングカスタムです。

ダブルハンドルなので、ベアリングはすべてで4個使用。

元のパーツを洗浄します。

ベアリングをセットして。

ハンドルノブを装着。

上からベアリングとネジをかぶせて。

BB化完了です。

続いてラインローラーです。

こちらも内部パーツを洗浄します。

さすがにラインローラーはかなり汚れていました。

置換前のパーツと。置換後のパーツの自重差が約0.5gあります。

実は空巻きするとリーリングに僅かに影響するのですが、実釣には影響はありません。

ラインローラーBB化の交換手順

以下の通りパーツを組み換えます。

ラインローラーカラー(19番)をベアリング&シム類に交換します。

ベアリングにラインローラーブッシュ(20番)をかぶせて。

ラインローラーをかぶせて。

白い枠のラインローラースペーサー(22番)をかぶせて固定。

このパーツをベール側にはめ込みます。

ラインローラーの向きは以下の通りなので、注意してください。

斜めにカットが入っている側がアームカム側です。

はめ込んだラインローラーセットに、シム類を入れていきます。

シムはこちらです。

0.2mmと0.3mmを一枚ずつ。

アルミカラーを1個

合わせて1.5mmのサイズを入れるとちょうどスキマが無くなります。

オイルを数滴添付します。

アームカム側に。

ラインローラー座金(23番)をセットします。

先ほどのベールと合わせて、完了です。

ラインローラーBB化完了です。

完成

綺麗になりました。

巻き心地も良化しました。

逆回転も解消です。

スプールなしで販売なので、完成はこちらです。

ありがとうございました。

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