【リールメンテナンス】リールメンテナンスに使いやすいピンセットとは?

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リールメンテナンスで必要なツールとして、ピンセットがあります。実際どういうものを選べばいいのか非常に迷いますよね。

ここでは、使いやすいピンセットの選び方と使い方のコツについて紹介出来ればと思います。

目次

使いやすいピンセットとは?

まず結論から申しますと、ピンセットは100均のものでも大丈夫です。

※写真上がセリアで購入したステンレス製のピンセットで、下部がホーザン製の非磁性のステンレスのピンセット(PP-110)です。

じゃあ、ピンセットは100均のもので特に紹介とかしなくていいじゃんって思うかもしれませんが、100均のものだとダメだということもないんです。

実際に私も、リールのオーバーホールをしてきて100均のピンセットから始めました。

いくつか買って確かめましたが、オーソドックスなピンセットであれば、基本的な作業は問題ないんです。

つまり、

使いやすいピンセットとは、使い慣れたピンセットですから、最初に買ったピンセットが一番使いやすい

かもしれません。

おそらく、ピンセットに限らず道具類全般にいえることですね。

その為、初めから高価なピンセットを買う必要はないんですが、最初だからこそ、ある程度高価なピンセットを買った方が良いとも言えます。

ピンセットの精度

どういうことかと言うと、まずはこれを見てください。

100均の先端。

PP-110の先端

別角度の100均の先端

PP-110の先端。

見ていただくとわかると思いますが、ホーザン製のピンセット(PP-110)は非常に精密に作られている訳です。

先が0.3mmなので、細さ自体も抜きんでているんですが、よく見てみると先以外にも合わせ面とかのズレは一切なし。

100均。

PP-110。

ピンセットを開いた形状も美しいです。

使いやすいピンセットの選び方

一応ここまでで答えは出ていると思うのですが、使いやすいという意味でいうと、人間の慣れというものは怖いもので。

ホーザンのピンセットを購入してすぐの頃は、ある機能で非常に使いやすいという印象を持っていたんです。

その機能とは非磁性です。

非磁性とは?

リールのメンテナンスにおいて、ピンセットが非磁性であること

必須と言っても過言ではないです。

シンプルに言うと

磁気を帯びていない状態

であり、

スチールやステンレスで出来たパーツ等がピンセットにくっつかない状態

ですね。

100均だと非磁性のピンセットは置いてないと思いますので、精密なバネとかネジとか小さいものをつかむ機会が多ければ、必須の性能と言っても過言ではないです。

注意点として、今回紹介するものは完全非磁性のピンセットですが、ステンレススチール製なので強力な磁石等を近づけるとわずかに磁気を帯びてしまうこともあります。

どうしても完全に磁気が着いてしまうと困るという方はチタン製のものを選ぶとよいです。ただし、価格が倍近く高くなるので、リールメンテナンスの実用レベルだとステンレス製で問題ないですよ。

高価なのに使いづらい?

ホーザンのステンレス製のピンセットですが、意外にも精度が高すぎて使いづらいと感じることがありました。

このピンセットは精密タイプで、テンションが緩いんですね。

100均の合わせ部。

ホーザンの合わせ部。

接合部に向かって張り合わせているところが、少し薄くなっているのが分かります。

先端がとがっているので、ローラークラッチのバネをつかむとか、

非常に向いているんです。

非磁性のピンセットなので、基本的にはバネがくっつかないですし。

しかし、

購入当時ホーザンのピンセット(PP-100)が使いづらいという印象を持ったのは、元々100均のピンセットで、

  • 先端を使って強引に押し出す
  • つまんで強く引っ張る

などの繊細とは対極の作業にも使用していたです。

結局、用途に合わせて道具は必要なので、いわゆるラジオペンチのような使い方のピンセットであれば、そこそこ力を込めて使用できる方が良いということになります。

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