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オーバーホール依頼 01ステラAR 3000

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01ステラAR3000のオーバーホール依頼です。

15年前にメーカーOHされてから、1度もOHされていないということです。ターゲットがかかった時に巻き重りがあったそうです。

オーバーホール

まずラインローラーが回っていませんでした。

ベアリングのざらつきで固着はないんですが、汚れが多くて回っていないです。

またフリクションリングが溶ける直前です。

スペアスプール含めて洗浄します。

スプールがかなり汚れていました。

ラインローラーのベアリングを交換します。

ソルト使用とのことで高耐食ベアリングに交換です。

この世代のハンドルノブのBBはハンドル側に固定されていて取り出せないんですよね。

ハンドルノブも1点交換です。

通常のステンベアリングよりも格段に耐食性に優れたベアリングです。 特に海水での使用にオススメ!

スプール受けのベアリングもざらつきがあるのですが、ボディ内部のベアリングと交換しています。

ボディ内部のベアリングと交換しています。ボディ内部は1か所のみ交換したのですが、スプール受けとボディ内部のベアリングを比較して、スプール受けで使うのであればm問題ないと判断して再利用しています。

ローターとベールのクリアランス調整済みです。

ボディ内部です。

OHを長期間していないと、だいたいグリスはこんな感じに変色していることが多いですね。

洗浄します。

メインシャフトと摺動子を固定するボルトにゆるみがございました。

なお、相当汚れています。

ボディ内部のベアリングですが、ハンドル側のみを交換します。

先ほど再利用した旨を説明したベアリングですね。

ボディ内部のベアリングにはBOREDのNEMEAとTHICKHEAVYを粘度を調整して充填します。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

ドライブギアにはアブガルシアのリールグリス。

ウォームシャフトはOMEGAをグリスアップします。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

スーパースローオシュレートなので、ウォームシャフトのグリス粘度がある程度あっても巻き重り感は出ないです。

中間ギアはシマノDG06ですね。

フリクションリングはOリングを代用します。

こんな感じです。

ローターナットベアリングですが、少しシャーとしたノイズがあります。問題ないかなと思っていったん組みましたが、やはり少し気になりますね。

ローターナットベアリングも交換します。

作業完了しました。

ギアが若干摩耗、ノイズが残りますがスムーズな巻き心地になりました。

ありがとうございました。

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