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01ステラFW 2500S 防錆ベアリングとハンドル交換のオーバーホール

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01ステラFW2500Sのオーバーホール依頼となります。

防錆ベアリングに交換希望、ハンドルも何か別のものに交換したいとご依頼いただきました。

オーバーホール

結構苦労するのがハンドルノブキャップです。

これが固くて外れにくい。

理由は様々ありますが、たまに緩めてあげると固着?せずに外せますので。

強引にラジオペンチで緩めることになりますが、場合によっては傷がついてしまいます。今回は特に傷がつかずに済みました。

ハンドルを交換ですね。

23セドナC3000のハンドルがあったのでこちらで合わせます。

ただ、スカート部が広がっており、ボディに干渉するため左巻きのみの対応となりますね。

純正のボルトだと軸が深くて干渉するので、ステンレスのボルトに交換します。

続けてローター部をチェック。

フリクションリングが溶ける問題発生です。

回転の不具合が急に出る場合はほとんどこの原因から来ますね。こちらの個体は不具合というレベルの巻き重りはなく、非常に巻き心地が良かったので以外でした。

ラインローラー分解します。

上部洗浄完了です。

ラインローラーは防錆ベアリングに交換しています。

ラインローラー軸、受け周りをCHIMERAで仕上げております。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

ボディ内部です。

巻いた際にフィーリングが良く、状態が安定している理由は、ボディ内部のケミカルも特に緩んだりせずに維持できているからですね。

洗浄しました。

汚れの蓄積はかなりありました。右パーツクリーナーですが、左の超音波洗浄液の汚れが結構目立ちます。

ボディ内部はベアリング5点高耐食に交換です。

ウォームシャフト上下はヘッジホッグスタジオのHRCBに交換です。

特殊な製法により金属そのものが非常に錆びにくい新しい技術を採用。プレミアム(SHG)に比べ10倍以上の防錆性能を誇るソルト対応ベアリングです。

DG06とスーパールブでグリスアップします。

ローラークラッチはCHIMERAを使用します。

フリクションリングですが、汎用品のOリングを使用します。

作業完了しました。

パドル型への変更も可能です。

元々なめらかな個体だったので、そこまで大きなフィーリングの差はございませんが、良い仕上がりだと思います。

ありがとうございました。

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