07ステラC3000Sのオーバーホール依頼です。

目次
オーバーホール
ハンドルノブはベアリングのザラツキが出ていました。

シムを追加して。

ベアリング2点交換します。

スプール、ドラグノブも洗浄し、組み上げます。

ローター部です。

ここが欠けていて、メッキパーツにガタツキが出ています。

これが欠けです。

普段は外さずに仕上げることが多いんです。

ここは割れるリスクが高いので普段は外さずにさぎょうしますが、外して瞬間接着剤で固定し補修しました。
シム調整します。

ガタツキとメッキパーツのぐらつきを解消しました。

ボディを開くと、パッキンがゆがんでいます。

07ステラはよくこのパーツがゆがんでいます。
汚れはかなり強いですが、

内部はグリスは少なめですが、綺麗な状態でした。

洗浄しました。

ベアリングはボディ3点交換。

ウォームシャフトピンとベアリングが固着しているので、こちらも交換します。

ボアードグリスのALPHA、THETAでグリスアップします。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。
シムがゆがんでいるので、交換します。

クリアランス調整を行います。

0.1mmでテストして、0.07mmで再調整しましたが、0.1mmで問題なしですね。
ローラークラッチも洗浄してオイルで仕上げて。

ここのベアリングも交換です。

全体的にベアリングの劣化があり、全交換すると巻き感がかなり良くなりました。

作業完了しました。

ありがとうございました。
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