10ステラ2台、オーバーホール依頼頂きました。
早速作業開始です。
10ステラ C3000SDH OH
社外製のダブルハンドルですが、この通り塩上発生です「。
洗浄して組みますが。。
ネジが閉まらないです。
ボディ側のネジ山が甘くなっているので、長めのネジだと締まります。
ステラのローターのネジがほとんど同じネジなので、こちらで締めます。
ハンドルに付いていたネジは問題なくローターに付きました。
綺麗になりました。/
続いてスプール、ドラグノブです。
スプールも完全バラシしました。
C3000SDHは少し錆がひどいです。
ローターナットも錆ていました。
ローターナットベアリングも研磨して錆を落とします。
少しシャーと鳴るので、交換してもいいかなというレベルです。実際はギアノイズがあるのでそこまで気にならないでもない。
ローターを洗浄します。
あえて外しているのかもしれませんが、注油ゴムのパッキンが無いです。
ラインローラーベアリングも錆でした。
ここまでこれだけの汚れです。
ボディをばらしていきます。
内部です。
グリスがべったりです。
順番に洗浄していきます。
ボディ内部のみの汚れです。
ベアリングはテストでドライブギア左右のみ交換してみます。
ウォームシャフトピンも交換。
ピニオンギア下部にシムを追加します。
ボアードALPHAを添付。
組みます。
結局、シャーシャーとしたノイズがあるので、ピニオン上下のベアリングも交換ですね。
ベアリング6点、ウォームシャフトピン交換しました。
ギアを交換出れば一番いいんですが、わずかにコロ感があるものの、フィーリングは良くなりました。
シム調整するとノイズが強くなるので、ドライブギアのシムはそのままにしています。
※0.01~0.03mm程度だと思います。
10ステラ 2500HGS OH
続いて2500HGSのOHです。
ハンドル、スプール、ドラグノブを洗浄します。
ベアリング1点交換です。
シムもさびているので研磨します。
ノイズも取れて綺麗になりました。
ローターを洗浄します。
ベアリングのノイズは少しありますが、こっちは問題なしでした。
続いてボディ内部です。
グリスの状態はほとんど同じですかね。
こちらはOHした形跡がありますので、C3000よりは状態はよさそうです。
洗浄します。
ベアリングは3点交換です。
なお、ウォームシャフト下部のネジ山がつぶれてたので、別のバインドネジを代用して止めています。
山の掛かりが浅いので、もう少し長ければ噛むんですが、純正のネジだと交換しても無理ですね。
そのままだと長いので。
長さを調節しました。
あと前回の組み合わせの際だと思いますが、ボディシールがゆがんでいます。
分解した形跡としては、他ベアリング交換もされているようです。
ボアードALPHAで仕上げます。
ウォームシャフトはボアードDELTAを添付します。
シム調整。
0.025mmがジャストですが、僅かにギアノイズが出ているのと、少し重くなるので0.01mm追加しました。
作業完了しました。
ありがとうございました!
再調整(8/9)
ローターナットベアリングとラインローラーベアリングを交換しました。

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