3台オーバーホール依頼頂きました。
2台がフォールが遅くて釣りづらいということでございました。
13オシアカルカッタ 301HG
301HGですが、不具合は感じないそうですが、長期間OHしていないそうです。
結構綺麗な状態ですね。
内部もそこまで劣化が無いです。
洗浄します。
汚れです。
組みます。
シマノ純正グリスでグリスアップします。
問題はないですね。
巻きに影響があるXSHIPベアリングのみ交換します。
内部リフレッシュできました。綺麗になりました。
11オシアカルカッタ 201PG
小型番手です。
フォールが遅い理由はメカニカルブレーキが締まっていてスプールテンションが掛かってしまっているだけかもしれません。
内部を洗浄していきます。
この個体もきれいですね。
スプールベアリングのピンが抜けないですね。
プーラー(スプールベアリングリムーバー)が折れてしまいました。
抜けないことは無かったのですが、相当固いです。これ以上行うとピンが変形しすぎて、通常使用が出来ない状態になるので止めておきます。
11オシアカルカッタはスプールベアリングのみの交換ができないようなので、一定数異常に固いものがあるのかもしれません。
交換する場合はスプールごとなので、8,000円位しますね。
このままベアリングを洗浄してオイルチューンでしあげます。
グリスアップして組みます。
こちらも汚れはそれほどありませんでした。
同じくXーSHIPベアリングのみ交換としました。
11オシアジガー 1501HG
3台目のオシアジガーです。こちらもフォールがいまいちだということで。
こちらは使用感が御座います。
錆も出ていました。
グリスが劣化していますね。
スプールベアリングのピンは取れました。
グリスが全体的に劣化してますね。
洗浄しました。
汚れです。
ベアリングはボディ4点交換します。
組みます。
スプールはスムーズに動きます。
グリスアップします。
ハンドルノブも洗浄します。
仕上げます。
作業完了です。
ギアに関しては若干使用感がありますが、まだまだ大丈夫ですね。
ありがとうございました。
コメント
オシアジガーのスプールベアリングはどのように交換されましたか?
市販のプーラーでも可能でしょうか?
市販のものだとそのままだと使えないですね。
単純に軸が入るように加工が必要です。後は使い方にコツがいります。
そこまで難しい加工ではないので、アルミが削れる工具があれば出来ます。
ルーターとか、ドリルですね。