11ツインパワー 4000XG オーバーホール

当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

11ツインパワー4000XGのオーバーホール依頼です。

逆回転するようになったそうです。またがたつきやノイズが気になるとのこと。

目次

オーバーホール

ハンドルノブのベアリングが崩壊しています。

ハンドル側の軸は取り除けました。

しかし、ノブ側にはベアリングの外枠が残っています。

ノブを交換します。

20TP4000番のノブへ変更です。

ローター、スプールを洗浄します。

ハンドルノブのベアリングを全て交換です。

ラインローラー部は1個温存します。

ドラグワッシャーがへたっているので交換します。

上部完了です。

ボディ内部の前にローラークラッチです。

さびていますね。逆回転の原因かと思われます。

ボディ内部です。

ハンドル側のベアリングがさびで崩壊寸前です。

グリスが結構抜けてしまっています。

洗浄液の汚れです。

ピニオンギアもさびています。

全体を洗浄しました。

ベアリングは4点交換です。

ドライブギアはSIGMAとDELTAを添付します。

SIGMAをアップグレードさせた最も高粘度で強粘着なグリス。オリジナル耐水防錆添加剤の配合により海水使用に完全対応。 他のMETHODウレア系グリスとの混合で耐久性や静寂性を付加。

ウォームシャフトはBOREDのTHETAですね。

ローラークラッチのさびを取りました。

CHIMERAオイルで防錆します。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

最終くみ上げです。

ラインローラーやハンドルノブはNEMEAを中心に仕上げております。

水性ガラスコーティング剤で磨きます。

作業完了しました。

ギアノイズもそこまでなく、巻き心地はしっとりとしたフィーリングに改善しました。

ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次