11ツインパワー C3000HGのオーバーホール、DLCラインローラー2BB仕様でのご依頼です。
オーバーホール
順番にばらしていきます。
ハンドルは不具合なしです。
スプール、ドラグノブ。
状態は良いです。
汚れはそこそこあります。
シマノDG01でグリスアップ。
続いてローターです。
こちらも洗浄して。
DLCラインローラーパーツを組み込みます。
ベール部のシム調整して。
対もクリアランスが大きいのでシムを入れます。
ローターも終わりました。
続いてローラークラッチ。
ここも不具合は無いです。
続いてボディ内部ですが、ボディネジのシムが締め込みすぎか、破損していました。
無くても大丈夫だと思いますが、緩まないようにしないといけないですね。
ドライブギアは、軸のフタのパーツ?が取れていました。
ボディ内部はグリスが多めですが、ドライブギア以外は大きな不具合はなさそうです。
全バラシして洗浄します。
ボディ内部の汚れ。
ベアリングに入れるグリスはボアードLDGです。
フタ側のベアリングの回転がいまいちでしたので、交換しています。
ウォームシャフト上下もベアリング化。
ピニオンギアの下部に0.05mmシムを追加。
ギア破損していますが、このままでも使える状態ではあります。
摺動部はボアードグリスのTHG。
ドライブギアはボアードグリスのDELTAで組みます。
いったん組み上げてチェックしました。
仕上がりとしては、少しザラツキがある感じです。恐らくドライブギアの不具合箇所が擦れている為かと思われます。
12ヴァンキッシュのギア3点を発注しています。
ドライブギアは乗るようですが、ピニオンギア、ウォームシャフトギアが乗るかどうか不明ですが、取り寄せてから検証いたします。
カスタムレポート 11ツインパワー C3000HG オーバーホール(後編)
注文していたパーツが届きました。 ギア・ウォームシャフトピンカラーの交換 12ヴァンキッシュのパーツですから、通常は11ツインパワーに流用しないのですが、ドライブギアは同じ規格なのでそのままポンつけします。規格の異なるピニオンギアはシム調整...
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