当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

カスタムレポート 12カーディフCI4+C2000HGS オーバーホール(軽巻きチューン)

スポンサーリンク

2台お預かりしました。

11ツインパワー、12カーディフCI4+です。

まずはカーディフから。

HGからPG化にする際に、組み上げ途中のままになってしまったとのこと。今回はPGギアで組んでいきますから、実質C2000PGSですね。

逆回転の原因

ローラークラッチが逆回転するとのことで。

ココと。

ココを合わせます。

これがずれると噛み合わないんですね。白いブッシュがきちんとハマっていない場合も、クラッチがきれいに固定できないケースがあります。

オーバーホール

分解洗浄していきます。

ローターの洗浄

まずはローターから。

汚れを落としていきます。

分解。

ラインローラー

ラインローラーを組み上げます。

最終ラインローラーチェックした際、異音がしたのでベアリングを交換しました。まだ少し音があるかもしれませんが許容範囲だと思います。

ローラークラッチ

軽巻き希望なので、玉抜きを実施します。

こうなります。

巻き重りの原因

シムがうまく組み込めておらず、ギア外部にはさまっておりました。

ボディ

グリス、オイルが過多ですね。

ギアにキズとかはなさそうですので、洗浄していきます。

ボディも綺麗にします。

ギア部と周辺パーツ。

きれいになりました。

シム調整して組み上げます。

ちょうど0.1mm分足りませんでした。

破損したシムが0.1mmなので調整度合いは問題なかったわけですね。

ベアリングに若干のノイズがあり、4点交換致しました。

オイルチューンにしましたが。

ピニオンギアの上下のベアリングはグリスアップ。

ギアはIOSギアグリス。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

最終的な調整は。

0.41mmで決まりました。

かなり丁寧にクリアランス調整したので、時間がかなりかかりました。

スプール、ドラグノブ、ハンドル

洗浄して、

グリスアップ。

ドラグノブも組み上げていきます。

汚れはこの程度です。

ハンドルの洗浄と組み上げ。

ハンドルノブは元々ラインローラーのベアリングを入れました。シム調整してガタを取りました。

概ね完了しました。

最終調整

ベールのシム調整。

0.05mm詰めます。

ハンドルノブは元々ラインローラーのベアリングとブッシュを交換しました。多少ブレがあるベアリングでもハンドルノブの場合は、2点で支える為それほど影響が出ないです。

少し遊びがあるので、シム追加するも、、、

重くなる為、追加せずにこのままでいきます。

スプール受けのベアリングを外し、元々あったボディのベアリングに交換しています。

→ ボディのベアリングの方が状態がよく、スプール受けのベアリングは多少ざらつき等があっても分からない為です。

無事完了しました!!

ありがとうございます。

コメント

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031