12ヴァンキッシュ2台、08ツインパワー1台、合計3台ご依頼頂きました。
まずは12ヴァンキッシュC2500HGSのオーバーホールです。

目次
オーバーホール
ハンドル、スプール、ドラグノブをばらします。

洗浄してくみます。

ローター部を分解します。

ラインローラーベアリングがザラツキがあるので交換します。

アームカムの反対側にシムをいれてクリアランス調整します。

ボディ内部を開けます。

ドライブギア、ピニオンギアにグリスはありましたが、ウォームシャフトのグリスがほとんどないですね。

全分解して。

洗浄します。

グリスアップして組みます。
ドライブギアにはBOREDのALPHA、ウォームシャフトはOMEGAを添付します。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
OMEGAをアップグレードさせた最も油分配合が多く低粘度で強粘着なグリス。オリジナル耐水防錆添加剤の配合により海水使用に完全対応。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性や静寂性を付加。

0.01mmのシムを追加します。

ウォームシャフトピンカラーを19ヴァンキッシュと同じ仕様に変更します。

ベアリング交換なしで組んでテストしてみて、ボディ内部のベアリングを交換して再度テストしてみました。
少し重くなりますが、チャカ付きは改善しました。

ベアリング交換による効果はありましたが、ギアを手配しましたので最終ギア交換するかどうかテストして最終チェックします。
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