13ステラSW、14000XGに引き続き 8000HGのオーバーホールを行います。
巻いた印象だとウォームシャフトのノイズがありますね。
オーバーホール
まず、ローターナットが腐食しています。
ここから内部へ海水が浸食している可能性がございますね。
スプールにも腐食があります。
ザラツキをとりました。
ハンドル、スプール、ローターを洗浄します。
こちらの方が汚れが強いですね。
ローターナットベアリングのみ交換した方がいいですね。
高耐食ベアリングに交換します。
ローターナットは腐食があるのものの使えない状態ではないです。
ハンドルノブ、ラインローラーベアリングはグリッチオイル、ロサを添付しました。
ボディ内部です。
グリスが固まっていますね。
ウォームシャフトのグリスもかなり固くなっているようです。
ピニオンギアが焼けたようになっていました。各パーツが固着していたので、叩いてはずしました。
ベアリングは内部にはサビがないですが、ザラツキがあるので交換が必要ですね。
洗浄しました。
ボディ内部、汚れはあまりないですが、グリスが劣化している状態ですね。
ピニオンギアを研磨しました。
ウォームシャフトピンとベアリングが固着しています。
さびていたので交換します。
DG13でグリスアップです。
ウォームシャフトもDG13でグリスアップします。
ピニオンギアが焼けていた影響がローラークラッチインナーにも出ています。
研磨しました。
ローラークラッチはCHIMERAで仕上げます。
作業完了しました。
若干シャリ感がありますが、ギアがわずかに消耗している可能性があります。ただ交換してもほとんどわからないレベルだと思います。
なお、ボディ内部のベアリングが若干使用感があります。ただ交換するとなると、高耐食、防錆ベアリングへの交換が必要となりかなりコスト感が高くなります。こちらは洗浄するとザラツキが出てしまうため、汚れはふき取り、シールド面のグリスアップをしました。
特に不具合というレベルではないためそのままとしています。
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