14ステラのオーバーホール後編です。
前回まではこちら
ギアとウォームシャフトピンが届きました。
あとメッキパーツの交換依頼がありましたので、こちらも交換します。
組みなおし
まずはローターのカバー。
少し浮いています。
ウォームシャフトピンを交換。
ギア2点も交換。
IOSギアグリスで仕上げます。
グリスチューンで仕上げても巻き重りがあります。あとローラークラッチのセンター出しが非常に難しい・・・・。
巻き重りが気持ち悪いのでベアリングを脱しして、オイルチューンにします。
ウォームシャフトはより粘度を落としてボアードLDGで。ドライブギアはIOSギアグリスで。
中間ギアもオイルでチューニング。
粘度調節をします。
組んでみるとガタがあります。
巻き重りもあるんですが、これはセンター出しの問題なのかどうかを特定します。
シムを抜き、0.01mm程減らします。
ピニオンギア上部のシムもゆがんでいてテンションが掛かるので、わずかにクリアランスを作る為にシムを入れ替えます。
センター出しをし直して、シムは減らすと巻きが軽くなりますが、ガタが取れない状態に。
ローラークラッチのテンションを調整して、シムを0.02mmほど追加して、ジャストに仕上げました。
実釣では気にならないと思いますが、ガタを取るのであれば、この辺が許容範囲だと思われます。
巻き自体は軽く、感度が上がったことでザラツキノイズを感じるかどうか、というところですが良い仕上がりだと思います。
ありがとうございました!