10ステラに引き続き15イグジスト 2508PEのオーバーホールです。

出来るだけ軽く仕上がるように希望を頂きました。
巻き馴染みが出るとそこまで違和感がないようですが、若干ノイズを感じます。
オーバーホール
スプール受けにラインが巻き付いています。

ローター、ハンドル、スプールをばらします。

ラインローラーですが。シムが足りないようなので追加します。

クリアランス調整をしました。
少々振れがあります。ベアリングはBOREDのHYDRAとBSLRで仕上げました。
ハンドルノブのシム調整です。

元々0.10mmのシムが1枚、2枚入っていましたが、片方を1枚に減らし、0.05mm、0.03mm追加しました。
こちらはグリッチオイルのロサを添付しました。
ノイズが消えましたね。
ドラググリスはBOREDのALPHAを添付。

続いてボディへ。

マグシールドベアリングは問題ないですね。

多少マグオイルが流れています。

メインシャフトの摺動部が真っ黒です。

洗浄します。

マグオイルの汚れがあるので黒いです。

マグシールドベアリングを通常のベアリングに交換してみます。

グリスアップ。

ピニオン部はいったんマグオイルなしで調整します。

ザラツキが強いですね。もとよりきつくなりました。
シムを減らしてクリアランスをテストします。

0.05mm減らします。

0.02mm減らします。
あまり関係ないですね。
ピニオンギア上下のベアリング交換してテストします。

BOREDのALPHAを添付します。

やはりギアノイズがあります。
マグシールドベアリングに戻すとノイズが低減します。単にギアの消耗もありますが、ドライブギアの軸の形状からマグシールドベアリングの方が安定した駆動になっているようです。
マグシールドベアリングで巻き出しの重さがありますが、嫌なノイズがスポイルされている感じですね。
巻きを継続していくと重さが低減しますし、18と違ってOリングでベアリング固定されていないので、軸で滑っているようなので、巻きの重さは若干ましと言えばそうですが。
ギア交換すればマグシールドレスでノイズが出ないかもしれないです。
マグオイルを充填して、ギア交換依頼致します。
マグシールドベアリング。

マグシールドプレート。

SLPより戻って来ました。
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