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カスタムレポート 15ツインパワーSW 4000XG オーバーホール

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15ツインパワーSW 4000XGのご依頼頂きました。

巻き感がだるくなってきたということで依頼です。

オーバーホール

まずはハンドルから。

洗浄します。

軸に汚れがありました。

そのほか、特に問題なしです。

スプール、ドラグノブです。

ドラグワッシャが少しヘタってます。

スプールですが、いわゆるロングストロークスプールですね。

スプール、ドラグノブ、スプール受けが汎用機と同じ仕様です。

一方ローターは、金属製のリジッドローターです。

分解して洗浄します。

構造的にはラインローラーが10ステラの汎用機と同一構造です。

SW機なので、汎用機と比較するとがっちりとしたローターです。

それではボディです。

ローラークラッチ部も分解して洗浄します。

不具合なしです。

ボディ内部ですが、ベアリングに少し錆が浮いています。

ギアはきれいです。

洗浄します。

それなりに汚れが御座います。

ベアリング交換します。

ドライブギア左右のベアリングを交換。

ウォームシャフトブッシュですが、若干遊びがあります。

シムを追加してみましたが、巻きが重くなります。

スプールのガタをどこまで取った方がいいのか、判断が難しいところですね。とりあえず現状のままとします。

シーリングとドライブギアはシマノギアグリス(DG13)で仕上げます。

少し軽いので、ドライブギアはボアードグリスのDELTAで再調整しました。

シム調整ですが、厚みが0.05mmのものしかないため、ちょうど調整範囲を超えてしまい、巻きが重くなりました。

0.01mmのシムを手配中でいったん作業中断です。

ピニオンギアの下部もベアリングを交換していますが、シム調整後ピニオンギア上下のベアリングの交換するかどうか確認致します。

シム調整&ドラグワッシャー交換

ヘタリが出ていたドラグワッシャーを交換。

シム調整ですが、0.01mmを2枚で調整完了です。

ピニオンギア上下のシム調整(下部0.1mm、上部0.05mm)しておきました。ピニオンギア下部のベアリングは交換した方がよいですね。

ここはローターをがちがちに締めるので、シム調整はあまり関係なさそうです。

作業完了です!

ありがとうございました。

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