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オーバーホール依頼 15ツインパワー 2500S

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15ツインパワー2500Sのオーバーホールです。

ウィンウィンとしたマイクロモジュールギアの鳴りがあります。

オーバーホール

スプールとハンドル、ローターを洗浄。

まあまあ汚れています。

ローターが破損していて、ベール下がりになっています。

また、ローターの軸部が摩耗している状態です。

ローターのみを交換します。

ラインローラーが若干シュルシュルと鳴りがあるので、ベアリングのみ交換します。

一体型ラインローラーですが、本来分解が出来るものではありませんが、運よくラインローラーが破損せずに分解できたのでベアリングのみ交換します。

ここは高耐食ベアリングを入れます。

通常のステンベアリングよりも格段に耐食性に優れたベアリングです。 特に海水での使用にオススメ!

ドラグワッシャーもヘタっているので交換です。

ラインローラー、ハンドルノブ、スプールベアリングのケミカルは

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

BOREDのNEMEAで仕上げています。

ボディ内部です。

グリスが劣化していますね。

洗浄します。

ボディ内部の洗浄液の汚れはグリスの色ですね。

ベアリングは2点交換です。

ハンドル側とピニオンギア下のベアリングを交換します。

ピニオンギア上部、ドライブギアのベアリングですが、THICK HEAVYとNEMEA、

一般的なグリスの様に固形ペースト状ではなく、あくまでもオイルをベースとしながらも業界最高レベルの超高粘度に設定した効果により、オイルの浸透性とグリスの付着性を併せ持った性状が特徴となっています。

LIGHT DUTYで調整したオイルで仕上げます。

THICK HEAVY単体だと重すぎでNEMEA単体でもいいのですが、LIGHTDUTYで最終的な粘性まで落としてやります。ピニオンギア上部の方がライトに仕上げています。

なお、中間ギアのクリアランスは0.03mmのシムを追加しています。

ALPHAを添付。

ウォームシャフトに使用するグリスは

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

OMEGAですね。

いったん組み上げましたが、マイクロモジュールギアのノイズがあるような印象です。

ドライブギアのグリスも巻き重り感が出たので、

長期間の潤滑と防錆に。ギアなどに塗ると長期間潤滑をする事が可能。

アブのリールグリスで再度調整。

ウォームシャフトギア、中間ギア小を交換します。

マイクロモジュールのグリスは

シマノDG06を使用します。

組み上げましたが、この違和感はメインシャフトですね。

交換します。

先ほどとグリスアップは同様ですね。

組みます。

かなり良く仕上がりました。メインシャフトの交換による改善が大きいです。少しノイズが残りますが、巻きのザラツキや異音がかなり減少したと思います。

ありがとうございました。

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