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オーバーホール依頼 15ツインパワーSW 14000XG

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15ツインパワーSW14000XGのオーバーホール依頼です。

ヒラマサを掛けた際にゴリゴリになってそれから使っていないそうです。特に違和感は感じない状態とのこと。

確かに違和感はあまりありませんね。

オーバーホール

依頼内容ではないですが、ハンドルノブのベアリングが固着。

外します。

スプール、ローターも分解です。

ここまででも結構汚れがございました。

ラインローラーのベアリングもザラザラですね。

2点交換。

ハンドルノブも1点交換です。

高耐食ベアリングを入れます。

ドラグワッシャーはDG12を添付します。

ここまでは問題はないですね。ラインローラーは若干異音が出ていたかもしれません。

ボディ内部です。

ギアに線キズがあります。

ウォームシャフトのグリスが若干少ないですかね。

あと少しサビが出ています。

洗浄します。

シマノソルトグリスの色ですね。

このキズです。

ただ、内部に不具合が出そうなものや、違和感がないのでこのまま組んでいきます。実釣時に何かが噛んだのかもしれませんね。

DG13をグリスアップします。

組みましたが、若干ギア鳴りがありますね。

ベアリングを交換してみますが。

あまり関係なし。

若干ドライブギアのシムがきついかなと思いますが、元々のフィーリングと大きな変化はないですね。

若干シム減らしをすることで若干巻きがライトになります。

ウォームシャフトの鳴りがあるのでケミカルを変えるのもアリですが、どの程度耐久性があるか正直わかりませんので、一度確認の上で作業完了とします。

再調整4/22

ケミカルを入れ替えます。

BOREDのSIGMAを添付して。

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

ウォームシャフトはALPHAとTHETAを混合したもので仕上げます。

シムが若干キツイので減らします。

0.20mm、0.05mm、0.03mmが2枚入っています。

0.03mm→0.01mmに。

ドライブギアですが、SIGMAのみだとかなり粘着質が強く重いので、DELTAを追加しました。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

組み方を間違えると重くなるので注意が必要ですね。ウォームシャフトノイズが低減しました。若干粘性が上がったので、巻き感はそこまで軽くなっていないですが、ギア鳴りは少し改善しました。

ありがとうございました。

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