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オーバーホール依頼 16ヴァンキッシュ 1000PGS ハイパーチューン

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16ヴァンキッシュ1000PGSのオーバーホール依頼です。

中古購入後に数か月使用されたそうです。巻き重りとザラツキが気になるとのことで、ハイパフォーマンスチューンのご依頼です。

オーバーホール

ハンドル、スプール、ローターから洗浄していきます。

すでに2BB化されています。

ボディ内部です。

グリスが少し固まっています。

メインシャフトにグリスが付着しています。

少しグリスが流れていますね。

洗浄します。

主にグリス汚れです。

ベアリングのザラツキがあるので交換します。

ピニオンギア下のベアリングのみグリスで、その他はIOS01でオイルチューンで仕上げます。

中間ギアへシムを追加します。

0.05mm分追加。

ウォームシャフトピンにシムがなく、遊びが大きいのでシムを追加します。

0.13mmいれます。

ウォームシャフト下にもシムを追加します。

0.01mm分追加しました。

BOREDグリスで組みます。

ウォームシャフトをOMEGAで、

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

ドライブギアをTHETAで仕上げます。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

ノイズが取れないですね。

ギア交換してテストしてみます。

クリアランスがきついです。

シムを減らしてみます。

0.05mmのシムを0.04mm、0.03mmでテストしますが、ギアの問題ではなさそうです。

ケミカルを変更します。

IOSギアグリス、スミスリールグリスで調整します。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

中間ギアの追加シムを0.05mm→0.03mmへ変更します。

ここは関係なさそうですね。ケミカルが多くなって抵抗が掛かるとノイズが出てしまうのですが、ケミカルが適量だと0.05mm追加で問題なし。

ウォームシャフトピンカラーを変更してみます。

18ステラのものへ変更してみます。

ここも関係ないですね。

ケミカル調整とベアリング交換で巻き重りは改善しましたが、ザラツキが少し残りますね。

ベアリング交換(HRCB)

ピニオンギア上下ですが、ヘッジホッグスタジオ製の防錆ベアリングに交換します。

シールドを外してグリスオフ。

IOS01を添付し、汎用ベアリングと交換です。

かなり軽く仕上がりました。

ありがとうございました!

コメント

  1. ゆーいち より:

    OH後、実釣を重ねておりますが快適です!
    是非またお願いしたいです。

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