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オーバーホール依頼 17ソアレCI4+ C2000SSPG

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17ソアレCI4+C2000SSPGの再調整依頼です。

1年以内の再調整の場合は無償で行いますが、ちょうど1年を過ぎた位ですね。状態はシャリシャリと違和感が御座います。

判断が難しいところですが、単純にすべてばらさずに組みなおすとか、ギアのグリスアップ等だと無償で行います。

今回は症状からフルオーバーホール致しました。

オーバーホール

まずは内部をチェックします。

見ての通り、ローラークラッチに水滴が御座います。

浸水している状態ですね。

恐らくベアリング不具合が起きていると思います。ボディを開けます。

ボディ内部は水が侵入している痕跡は確認できません。

ノイズの原因はここでした。

恐らく水分がピニオンギア下のベアリング内に入り込みシャーシャーになっていると思われます。洗浄の仕方によると思いますが、スピニングリールは基本的にはあまり圧力のないシャワーを上から掛ける程度で洗浄するのが良いです。
また、オイルアップする際はしっかりと乾かしてからしてもらうとボディへの浸水リスクは下がります。なお、この世代のスピニングは頻繁に注油は不要ですね。

洗浄します。

汚れはあまりないですね。

異常のあるベアリングを交換。

それ以外のベアリングはBOREDのNEMEAを添付してオイルチューンで仕上げます。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

グリスはBOREDのOMEGA、ドライブギアはALPHAで仕上げます。

中間ギアはNEMEAですね。

続いてローター、スプール、ハンドルを順番に洗浄していきます。

ボディよりこちらの方が汚れがあります。通常はローターの汚れが一番強くでます。

ラインローラーはNEMEAを添付。

NEMEAですが、防錆性能が高いと判断して使用しています。オイル粘度とバランスが良いので、使いどころがかなり御座いますね。

ハンドルノブはロサですね。

粘度UP 防錆特化型 ●グリッチオイル独自の特殊潤滑添加剤を配合することにより中粘度でありながら納得のいく潤滑性能と耐摩耗性能を発揮。

こちらも防錆性能が高いと思いますが、それ以上に消音性が高いです。

作業完了しました。
無事、異音は消滅しました。少しザラツキが御座いますが前回と同じの症状だと思います。もともとのボディのバランスで少しザラツキがあるんでしょうね。
ありがとうございました。

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