巻き重りが強い18イグジストFC LT2500C-XHのオーバーホール(後編)

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SLPへパーツ交換のためにイグジストを送付していました。

ギアとクリックピン、マグシールドプレートの交換をしていただきました。

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帰ってきたので、作業の続きを行います。

目次

返却されたリール状態をチェックとシム調整

交換パーツです。

サイドプレートを開けてギア周りをチェックします。

ドライブギアは純正グリスが添付されていました。オシレート部はそのままにしていただけているようです。

シムがかなりきついので、まだ巻き重りとギアノイズが出ています。

ギアが消耗していた原因がシム圧によるものかもしれませんし、ギアが消耗したからシムを入れたのかもしれません。

0.21mm分のシムが入っていましたが、0.03mmのシムを1枚抜きました。

これでフィーリングが良化しました。

スプール、ハンドル、ローター部の洗浄と仕上げ

スプール、ハンドルを洗浄します。

BOREDのTHETAを使用します。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

ローター、ラインローラー周りを洗浄します。

ラインローラーはBOREDのLIGHT DUTYで仕上げました。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

仕上げに水性ガラスコーティングで磨きあげて完了です。

巻き心地が復活しました。巻き重り感も解消しています。

ありがとうございました。

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