カスタムレポート 18ステラ4000XG 19ヴァンキッシュC2000SHG&C3000MHG ハイパーチューン(前編)

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シマノ上位機種3台ハイパーチューンの依頼です。

目次

19ヴァンキッシュ C2000SHG オーバーホール

まずは19ヴァンキッシュC2000SHGです。

ちょっとチャカ付きが大きく、ガタが出ています。ザラツキの原因がギアによるものか特定します。

順番にばらしていきます。

ハンドルスプールは問題なし。

まず音出しラチェットですが、組みミスがあるようです。

バネの位置を合わせて止める必要があります。

へこんだ所に合わせるだけです。

数か所筋が入っているのは、その場所で固定していた状態ですね。ドラグが正常に働かない可能性があります。

続いてローターです。

後ほどDLC2BB化にしますがいったん組みました。

ローラークラッチの汚れがあります。

グリスが回っているみたいですね。

ここもばらして洗浄します。

組み上げます。

ボディ内部です。

グリスとオイルが混ざって流れています。

洗浄します。

ベアリングですが、振れとザラツキがあるのでピニオンギア上部以外を交換します。

ウォームシャフトはボアードTHG、IOSギアグリスとスミスリーグリスを混合してドライブギアにグリスアップします。

中間ギアのクリアランス調整。

0.1mmと0.01mmをウェーブワッシャーに交換してみましたが、

少し違和感があるので、ウェーブワッシャーを温存して0.05mmのシムを追加。

組んだタイミングで調整できていなかった可能性はありますが、0.05mm程のクリアランスが開いている状態でした。

ノイズが取れないので、ウォームシャフトピンの動きを調整するため、シムを入れてテストしますが、関係ありませんでした。

ピニオンギア上部のシムを追加。

ドライブギアのシムですが0.01mmを2枚追加します。

クリアランス調整はできましたが、ギアノイズが残りますね。

ステラのギアに交換で手配します。

ギアを入れ変えてみてからシム調整を行います。

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