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18ステラ C2500SHG ハンドルのがたつきを取るオーバーホール

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18ステラ C2500SHGのオーバーホール依頼です。

19年に購入されて、100回程度使用されてるそうです。

がたつきが気になるそうなので、極力ハンドルのガタを取ります。

オーバーホール

上半分を分解します。

ラインローラーは違和感もなくノイズなしですね。

ローターは少しグリス抜けていました。

洗浄します。

ラインローラーはフッ素グリスで仕上げます。

ドラグワッシャですが、へたりがあるので、デュラクロスへ変更します。

純正グリスDG01を添付。

ハンドルノブはBALBOA、スプールベアリング、スプール受けはNEMEAを添付します。

ボディ内部。

グリスが抜けてしまっています。

ウォームシャフトもそうですね。

汚れ自体は少ないです。

洗浄しました。

ベアリングはドライブギア左右、2点を指定の汎用ベアリングに交換します。

ドライブギアはSIGMAとOMEGAを混合して仕上げます。

内部はTHETAを添付。

一度組みました。

がたつきの原因と調整方法

ハンドルのがたつきは適正だと思います。ピニオンギア下のウェーブワッシャがヘタっているので、少し曲げてテンションをかけてやります。

がたつきの原因のほとんどがピニオンギアとドライブギアの遊びによるもので、詰めすぎると調整がシビアになり個体によってはより違和感が大きくなることがあります。

ウェーブワッシャーの曲げ角度を修正してやれば、巻きフィールが復活しますよ。

再調整(ギア交換、シム調整テスト)

少しざらつきがあるので、ギアを交換して再テスト。

ギア馴染みで現状のギアの方がノイズが小さいです。ただ、少し消耗したフィーリングが感じられます。

シムを追加してテストします。

0.20mm→0.21mmへ

やはりきつくなって重くなってしまいました。最終的にはギアは現状のまま、シム調整不要で仕上がりとなります。

現状のケミカルバランスとシム調整で巻きフィーリングがリセットできました。

サイレントドライブで巻きフィールがうまく作用していますが、ウェーブワッシャーキャンセルをするとざらつきの原因がボディバランスによるものだとダイレクトに違和感が出る可能性があります。

ありがとうございました。

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