オーバーホール依頼 18ステラ C5000XG

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18ステラC5000XGのオーバーホール依頼です。

中古購入された個体で巻き感がいまいちとのこと。

目次

オーバーホール

ラインローラーのフッ素グリスが若干流れています。注油したのかもしれません。

スプール、ローター、ハンドルをばらします。

ドラグワッシャーはDG12を添付します。

ハンドルノブ、インナーで固定している訳ですが、若干シャフトより長いんですよね。

0.20mmのシムが入っているんですが、インナーを取ると0.10mmなんです。こちらに交換します。

ベアリングへの注油はグリッチオイルのロサで仕上げます。

粘度UP 防錆特化型 ●グリッチオイル独自の特殊潤滑添加剤を配合することにより中粘度でありながら納得のいく潤滑性能と耐摩耗性能を発揮。

ラインローラーがシャラシャラなので、分解して1BB化します。

内容は以下です。

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しかし、なぜか入らないです。ベアリングとブッシュを入れ、ラインローラーへはめ込む時にかなり圧入気味になりました。

回転させてみましたが、シャラシャラ・・・。圧が掛かってベアリングが正常に動かない。

取るのも一苦労です。

いったんラインローラーを1BB用のもので組みました。

形状はほぼ同じなんですが、ラインローラーの製造時期で若干サイズが異なるのかもしれません。

続いてボディ内部ですが、単純にギア消耗によるノイズがあります。

グリスのバランスは問題ないと思います。

洗浄します。

汚れもそこまででもない。

グリスアップします。

BOREDのDELTAを添付します。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

組みましたが、ガタが出ました。

0.01mmシム追加します。

ピニオンギア上下のベアリングノイズがあるので、高耐食ベアリングに交換します。

ノイズが取り切れないので、ボディ内部4点交換しました。

もう一枚追加。

巻き重り感が出ます。クリアランスはバッチリですが、詰めすぎなんでしょうね。

ピニオンギア上部にシムを追加してローターガタを取ります。

いろいろやってましたが、結局ドライブギアのシム追加0.01mmのみとなりました。

ザラツキや振れ、ノイズが少ないので、ボディフタ側のベアリングは元に戻しております。

ありがとうございました。

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