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オーバーホール依頼 19ヴァンキッシュ 2500S ハイパーチューン_IOSケミカルチューン(前編)

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19ヴァンキッシュ2500Sのハイパフォーマンスチューン、IOSケミカル指定で頂きました。

知り合いの方に譲っていただいたそうで、入手後は未使用とのことです。巻きが乾いていて、シャリ感があります。ギア交換が必要かどうか微妙な感じです。

オーバーホール

まずはラインローラーですが、若干シュルシュル感がでています。

フッ素グリスが少し飛んでいますが、オイルですかね。ここは注油するとダメなので、注意が必要です。注油するのであれば、出来る限りフッ素グリスを物理的に除去してからした方がいいです。

ただ、ベアリング内部にもグリスが混入している場合は、パーツクリーナーでもグリスの固形物がまず抜けないです。

ローター、スプール洗浄します。

ドラグワッシャーはデカくまを添付します。

2500Sはドラグワッシャーが一枚。

エギング使用予定と言うことでしたのでデカくまです。

戦略的なドラググリス「しろくま」を、さらに粘りを保たせてバワフルに。

しろくまとデカくまは別のグリスですので、用途別に使った方が良いです。2000番はしろくまでもいいと思いますが、2500番でエギング用途となってくると粘りが欲しいですよね。

ベアリングはシールドを外して洗浄。

IOS02を添付します。

IOS-02PRO は中高粘度(オイルの中ではかなり粘度の高い方です)。IOSオイル最高レベルの極圧性と防水力を誇り、豪雨の中の釣りや炎天下のトーナメント競技や雷魚釣りなど、特に耐久性を求められるヘビーユースの釣りに最適です。

スプール、ローター周りは完了です。

ボディ内部です。

グリスがかなり抜けてしまっていますね。

ベアリングから注油してグリスが抜けて、ギアのグリスも流れてしまっているような印象です。

ベアリングも汚れがございます。

洗浄しました。

グリスが劣化した汚れでかね。

ベアリングは2点高耐食ベアリングに交換。

ウォームシャフト下に汎用ステンレス1点追加です。

ギアが目視出来るレベルで摩耗しています。写真だと写り込まないレベルなので、巻きのザラツキはここと、ベアリングによるところが大きいです。

中間ギアのシム調整。

ウェーブワッシャーを0.08mmのシムと交換。

ウォームシャフト下のウェーブワッシャーを0.23mmのシムと交換。

ピニオンギア下もシム調整します。

0.38mmだとわずかに緩い。

0.39mmですね。

IOSギアグリスを添付します。

巻き心地自体は良化しました。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

ギアグリスを添付してすぐは非常に良くなりますが、馴染むとザラツキが出るという症状。

よくある症状で、ギアの摩耗が原因だとギア交換で完全にザラツキが取れますが、ボディの精度だとノイズ自体が取れない可能性もあります。

非常に素直に仕上がったのでギア交換で非常に良くなると思われます。

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