19ヴァンキッシュ4000XGのハイパーチューンを行います。

シュル感、ざらざらした感触があります。
オーバーホール
まずローター、スプール、ハンドルを作業します。

カーボンクロスワッシャーに交換希望の為入れ替えます。

ソルト用のDG12を添付します。

ハンドルノブは0.03mmのシムを追加します。

キツイですね。
以下写真では追加2枚ですが、

最終的に内側に0.01mm追加へ変更しました。
スプールはカーボンクロスワッシャーに変更となりました。

ここまでは問題なしです。
続いてボディ内部です。

ギアの不具合を疑いました。

グリスの量は適量ですし、問題なさそうですが。
とりあえず洗浄です。

汚れもそれほどない。

ベアリングは2点交換します。

ウォームシャフト下にベアリング追加。

中間ギアのシム調整。

0.18mm

0.17mm
ウォームシャフト下のシム調整。

0.43mmですね。
ピニオン下のシム調整です。

クリアランスを合わせると0.46mmですね。
アブガルシアのリールグリスをグリスアップ。


組みます。

ノイズが取れないですね。
ドライブギアがキツイのか。

0.03mm→0.02mmへ減らします。
ギア交換してテストです。

グリスアップします。

まだきつい??

0.02mm分減らします。
ピニオンギアの異音があるので、シムを減らします。

0.43mm

0.38mm

0.39mm。
ギアの問題じゃなさそうですね。
ウォームシャフトピンのシムを減らします。

0.20mm→0.10mmでフィーリングが良くなりました。

最終的には0.13mm。
ピニオンギアのベアリングは不具合が無さそうですが、洗浄してテスト見たところ、ゴロゴロでした。振れが大きいのでノイズの原因になっていました。

交換し、不具合が収まりました。

ドライブギアのシムは0.01mmのみ抜いています。若干遊びがありますが、入れるとかっちりする反面ザラツキが出てしまいます。
ピニオンギアは元々の0.46mmで収まりました。
巻き感は良くなったと思います。ギアの不良はなさそうですね。
ありがとうございました。

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