20ルビアスFC LT2000Sのオーバーホール依頼です。
マグレス化済みの個体をオーバーホールしていきます。
オーバーホール
リール上部を分解洗浄します。
特に問題はありませんがグリスが多いですね。
ボディ内部を開きます。
ここもグリスが多いです。
ギアは結構消耗していますね。
洗浄を終えました。
相当なグリスの量です。
ベアリングは3点交換でテストしましたが、
最終的には5点交換しました。
ピニオン上部はそれほど異音はありませんが、
ローターナットベアリングはシュルシュル音が出ていますね。
ギア交換します。
ギアは新品のストックがあったので、SLPに送ることなく作業できました。
BOREDのALPHAで仕上げます。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
マグシールドレスなので、そのまま組みます。
ローターナットワッシャーが無かったので、追加します。
ドライブギアのシムがゆがんでいます。
クリアランスがかなり空きすぎなので、シムを交換して詰めます。
0.05mm分詰めました。
無事作業完了しました。
ノイズの原因はギア摩耗とベアリングノイズですね。ダイワ純正ベアリングに交換しました。
ありがとうございました!
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