20ルビアスFC LT2500XHのオーバーホール依頼です。

グリスが流れているのか、ギアノイズがあります。
目次
オーバーホール
マグシールドレス化されている個体ですね。

マグシールドプレートのワッシャーを外します。

これは無くて問題ないですね。
再度カバーを開けます。

少し乾いた感じになっています。
パーツそれぞれに問題がある訳ではなさそうですが。

洗浄します。

グリスアップして組みます。
メインシャフトのゆがんだかもしれないということでしたので、予備のメインシャフトと交換してみましたが、変化はないですね。

中古で手配したギアと交換してみます。

ピニオンギア(上)、ドライブギア(左)とも汚れが付いています。

元々の方が状態がよさそうです。

ギアの精度の差が大きいですね。

交換用に準備したものは、0.1mm位詰めないとガタがありました。実際は0.01mm追加しています。
ピニオン上部に0.05mmのシムを入れます。

ローターナットのシムが無かったので追加します。

ラインローラーは不具合なしでした。

ローターを組みます。

ハンドルノブをベアリングに交換します。

ウェーブワッシャーを取り、0.05mmのシムを追加。
スプールにベアリング、スプール受けにもベアリングを追加します。

ここですね。

作業完了しました。

グリスを多めに添付しております。
巻き心地を求めるとギア交換した方がいいんですが、ギア交換のみで1万円を超えてきますので、どこまでの仕上がりを求めてOHするか、微妙なところです。
若干巻き重り感があるかもしれませんが、ノイズは減少したと思います。
ありがとうございました。

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