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オーバーホール依頼 20ツインパワー C5000XG

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17ソアレに引き続き20TPC5000XGのオーバーホールです。

少しシャリ感が御座います。ギアノイズだとギア交換が必要となりますが、一度内部を開けてみないと分からないですね。

オーバーホール

ハンドルノブから。

ベアリング横にあるカラーは調整に不要なパーツですね。
続いてラインローラーです。

フッ素グリスがうまくプロテクトしてくれてるように思います。

洗浄します。

ドラグワッシャーにDG12を添付

このグリス、DG-1という表記ですが、DG12とも呼ばれています。紛らわしいですよね。

ハンドルノブは夢屋のノブですね。シムを調整し、ロサを添付します。

0.20mmが入っていますが、0.15mmへ変更します。きつめがいいのであれば、0.01mm入れてもいいかもというレベルのクリアランスです。

ラインローラーはフッ素グリスを取り除き新しいものを添付しています。(写真を取り忘れました。)

特殊撥水グリスですね。

いわゆる水をブロックするフッ素グリスです。
洗浄液の汚れです。

ボディを開けます。

グリスが若干多い印象です。少し巻き重り感が出ていたのかもしれません。

問題のベアリングはここでした。

ハンドル側のベアリングがざらざら。あとシムがゆがんでいます。0.03mmのシムでしたが、ノギスで採寸した時に0.05mmと誤って判断していました。
また、ボディ側のベアリングも汚れていますよね。

恐らく注油をした状態じゃないかと思います。シュルシュルと異音が少し鳴ります。
洗浄します。

グリスが多めですね。

ピニオンギア下とドライブギア左右のベアリングのノイズが出ていたので高耐食ベアリングに交換しました。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

ピニオンギア上部のベアリングはNEMEAとLIGHT DUTYを添付。

シムですが、0.05mm→0.04mmへ。(サイズ間違いです。)

ウォームシャフトはTHETAです。

BOREDのDELTAを添付します。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

組んでみたところ、ギアのフィールに違和感が。シムが多いことを認識できました。シムですが、0.03mm→0.025mmへ交換します。

作業完了しました。
やはりギアノイズが出ているんですが、極僅かですね。シムを0.005mm分(もうよく分からないサイズ感ですが。)抜いたので、ギアへの負荷はわずかに緩和したと思います。

あくまで仮説ですが、シムのゆがみとシムの遊びのなさからギアが消耗していたのかもしれません。
ありがとうございました。

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