19ヴァンキッシュに引き続き21コンプレックスXR C2000F4のオーバーホールです。

こちらもSシステムを取り付けます。
オーバーホール
18ステラのスペアスプールも合わせて作業致します。

0.03mmのシム追加してテストしましたが、そのままでよさそうです。

グリスアップです。

ドラグワッシャーの素材が異なります。

ボディ内部。

消耗感などもなく綺麗なんですが、違和感がかなりあります。

洗浄します。

そこそこ汚れはあったんですね。

ラインローラーですが、Xプロテクトを除去、洗浄しました。

すでにグリスが抜けていました。ベアリングには残っていましたが、ライトラインを使用するようなので、グリッチオイルのロサでオイルチューンに。
ドライブギア左右も洗浄しロサを仕上げました。

シムを1枚抜いてテストします。
0.23mm→0.20mmです。

ピニオン上下はBOREDのクラーケンでオイルチューンにします。

ギアはアブガルシアリールグリス。


ボディ内部のウォームシャフト、中間ギアはBOREDのOMEGAで仕上げます。
やはり違和感がありますね。クリアランスが大きすぎました。
ウォームシャフト下にシムを追加します。

中間ギア軸を研磨したら少しマシになりました。
ウォームシャフトギア、中間ギア、ピニオンギアのクリアランスが少し窮屈になっている箇所があります。
ボディの形成の問題ですね。
回転がいまいちなので上下ベアリングを交換します。

シムを元に戻すとノイズが出るので、0.05mmのシムを0.03mmのシムに交換します。

少しクリアランスが大きいのでチャカつきますが、かなりフィーリングは良くなりました。
Sシステムを組みます。

作業完了しました。

ボディを交換すればもう少しよくなるかもしれませんが、その他のパーツとの組み合わせの問題なので、どこまで良くなるか微妙な所ですね。
ありがとうございました。

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