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23カルカッタコンクエストMD 300XGLH オーバーホール&BOREDケミカルチューン

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カスタムハンドルとスタードラグ装着された23カルカッタコンクエストMD 300XGLHのオーバーホール&チューニング依頼です。

オイルはBORED製、ギアグリスはIOSギアグリス、スミスリールグリスでチューニングいたします。

シャラシャラの原因は?

シャラシャラとした違和感があります。

ベアリングの不具合だと思います。

サイドカップを外して、スプールベアリングをチェックします。

このベアリングが原因ですね。

ハンドルも含めて洗浄します。

ハンドルノブのベアリングも2点ざらつきが出ていたので交換します。

BSLUで仕上げます。

ハンドルノブのシムは調整不要でしたが、少し湾曲しているものがあったので一部交換しました。

スプール連動のプラギアはスミスリールグリスを添付します。

続いてボディを開きます。

ボディ内部の状態は?

サイドカバーを分解。

白っぽいグリスでしょうか。

ドラグ板の上部にもオイルとグリスが載っていますね。

ドライブギア軸ベアリングはフッ素グリスが添付されています。

全バラシして洗浄しました。

洗浄液の汚れです。

ドライブギア軸のベアリングはBOREDのBSLUを添付。

ボディ側にも充填します。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度マルチパーパスオイルをコンセプトとするBSLUオイル。 METHODオイル製品中で圧倒的なベストセラーを誇る全方向対応のマルチパーパスな用途ながら、特に油膜性、防錆性、減摩性に優れた効果を発揮する、フィッシングリールからサイクルパーツまで幅広く対応したオーバースペックな「耐久性」を重視したオイルとなります。

その他はNEMEAと混合して使用。

グリスアップで仕上げてするもギアの異常?

ドライブギアの裏面ですがドラグワッシャとの固着が少しありました。

研磨しました。

ドラググリスは純正のDG01+04で粘度を高めで設定します。

IOSギアグリスで仕上げます。

添付量を気を付けないと周りに付着すると重くなります。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

このまま組みましたが、少し引っかかる感じが残るんですよ。

よく見ると以下写真の箇所でわずかに欠けているように見えます。

巻き心地は良化しましたが、ギアを交換しないと違和感が消えないですね。

ギアが欠けているケースがあまりないのですが、ベアリングとギアの不具合による違和感があったものと思われます。

ギア交換と仕上げ(12/26追記)

ピニオンギア、ドライブギアが届きました。

交換します。

IOSギアグリスを添付します。

若干スプールの回転が甘いので、スプールベアリングのオイルの粘性を下げてみました。

このリール固有のバランスかもしれませんが、粘性を下げるとノイズが少し出るので、最終仕上げはをNEMEAベースで調整しました。

なめらかな巻感、またレベルワインドのノイズも比較的抑えられていると思います。水性ガラスコーティングで磨いて仕上げました。

ありがとうございました。

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