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オーバーホール依頼 バンタム マグナムライト BGX2201SG

オーバーホール依頼
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オールドバンタムのオーバーホール依頼です。年式は不明ですが、80年代ものですね。

オーバーホール

分解していきます。
ハンドルを外すと座金、これ洗浄すると真っ黒でした。

ボディを開けます。どの程度メンテナンスなさっていないのかわからないのですが、比較的綺麗な状態ではありますが、汚れが蓄積されていますね。

カバー側ですね、ピンのようなパーツが取れ掛かっていますが。

取れました・・・。もう一点はすでに折れてしまっていました。

接着剤で修復。

ばらしていきます。

ギア周りは比較的状態がよさそうです。

基盤ですがグリス切れはなさそうです。
洗浄します。

やはり汚れは強いです。

ドライブギア軸を入れるシャフトはハメ殺しで固定されていますが、少しガタツキがあります。メタルロックで隙間を埋めます。

ここです。

固定できました。

チタン、ステンレス、アルミニウム、鉄、銅、真鍮、亜鉛メッキ鋼などの金属、炭素繊維(CFRP)によく接着します。

ギア組みます。

グリスはBOREDのDELTAを添付します。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

ガタツキは軸とドライブギア軸に若干クリアランスがあり。

0.40mmのシムを入れて取りました。ガタツキは解消しています。
続いてスプール受け、レベルワインドの洗浄です。

汚れです。少しカスのようなものも出てきました。

スプール受けのベアリングを交換します。

キャスコン内のベアリングはそこまでノイズが出ていなかったのですが、こちらはノイズが少々強いですね。
続いてレベルワインドを組みます。

BOREDのOMEGAとNEMEAで仕上げます。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

LIGHT DUTY&KRAKENを添付します。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

ダイヤル部にグリスを少し添付しておきます。

ネジが1本無いので、代用品で固定します。

作業完了しました。

すっきりとした巻き感になったと思います。スプールの回転もいまいちでしたが、しっかりと回るようになりました。
ガタツキはかなり解消しております。
ありがとうございました。

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